「蚊にさされた直後に石鹸を塗るとかゆくなくなる」「蚊は炭酸水に集まる」はデマ!?
蚊に刺されてしまった際、「直後に刺された部分に石鹸を塗るとかゆくなくなる」という話も聞きます。その理由は「蚊が人を刺す際に出す液が酸性なのに対し石鹸がアルカリ性だから中和される」ということだとされており、実際に試してみると本当にかゆくなくなったと感じたことが何度もありますが……?
「これは都市伝説と言えます。『かゆくなくなった気がする』のではないでしょうか。実際、根拠がありませんから、かゆいままの人もいると思います。一方では、刺されてすぐに腫れてかゆくなる反応(即時反応)は、何もしなくても時間が経つとかゆくなくなることが多いです。刺された時の正しい対処法は、流水で冷やすこと。そして虫刺されのかゆみ止め皮膚薬を塗ってくださいね」(白井良和さん)
ほかにも、「蚊は炭酸水に集まるので、炭酸水をコップに入れておけばつかまえることができる」という話もありました。
「蚊は二酸化炭素に寄ってくる性質がありますが、温度や湿度、視覚などでも人や動物を判断しています。よって、炭酸水だけに反応して寄ってくることはありませんよ!」(白井良和さん)
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Twitter:@KA_HO_MA
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