「愛を感じ取ってほしい」『仮面ライダーガッチャード』ヴァルバラド役・藤林泰也が夏映画への意気込みを語る

「現場では一番元気でいよう」という決め事をずっと実行しています

久芳　メインキャストチームでは、一番余裕があるように見えます。

藤林　年上だからだと思います。でも、（撮影現場では）一番元気だった自信があります。クランクインするとき、「疲れたと言わない、テンション下げない、最初の謙虚さを忘れない」。この3つをやるぞと決めていて、もちろん今も実行しています。

久芳　素晴らしい！

藤林　（キャストの）みんなが撮影の準備をしているとき、「よし、今日も楽しんでいこう！」っていつも言うんです。そうしたら「わ～、馴染んでる～」とか「また絶対言うって思いました」とかって淡々と返されるんですよ。

久芳　なかなかですね（笑）。

藤林　やっぱり撮影が長時間になると、みんな疲れてくるんです。そこで誰か一人でも元気じゃないといけないと思って、意識してみんなのテンションを上げることはしていますね。

久芳　最後に夏映画の見どころを！

藤林　夏映画はテレビ本編（の撮影）を止めて、映画のためにみんなが準備をして臨みました。映画ならではの役どころもあったので、そういった意味では一年間で培ってきたものが試されるような撮影だったと思います。（黒鋼）スパナは、テレビ本編とは違う姿が見られます。違いを出しながらも共通点を作りたくて、細かい仕草ひとつひとつにこだわりました。一年間愛を持って演じたキャラクターなので、その愛をちょっとでも感じ取っていただければと思います。