ホンダは6月28日に販売を開始した新型「フリード(FREED)」の累計受注台数が、発売から約1カ月後となる7月27日時点で約38,000台となったと発表した。新型フリードの販売計画は6,500台/月で、月間販売計画の約6倍となる好調な立ち上がりとなった。トヨタ・シエンタと人気を2分するコンパクトミニバンの最新モデルの評判は上々だ。
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従来からの取り回し性の良さにさらに磨きをかけて登場
6月28日に3代目にフルモデルチェンジされたホンダのコンパクトミニバン「フリード」は、「“Smile” Just Right Mover(“スマイル” ジャスト ライト ムーバー)」をグランドコンセプトに、人々の暮らしだけでなく、使う人の気持ちに寄り添い、日々の暮らしに笑顔をもたらすクルマになることを目指して開発された。
取り回しの良いボディサイズは3代目でもキープされ、全長の拡大は従来比でわずか45mmにとどめられた上に、車幅がつかみやすいデザインとするなど、従来からの取り回し性の良さにさらに磨きをかけて登場した。
シリーズは「AIR(エアー)」とアウトドアテイストが盛り込まれた「CROSSTER(クロスター)」の2タイプのスタイリングが設定され、「エアー」は3列シートを基本として、2列目をキャプテンシートとする6人乗りと、2列目をベンチートとする7人乗りを用意。「クロスター」は2列目をキャプテンシートとする6人乗りと、2列シートの5人乗りをラインナップする。
従来同様、3列目シートは格納式ではなく、軽い力で操作できる跳ね上げ式で、2列目チャイルドシートを取り付けたままで、荷室をアレンジできるのも魅力となっている。
パワーユニットはホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」と、1.5L DOHC i-VTECガソリンエンジンの2種類。「e:HEV」はフリードに初めての搭載と話題になった。またさまざまな路面環境でより安定感のある走りを提供する4WD仕様も設定される。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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