接待やちょっと贅沢なデートなどで稀に訪れる機会がある高級寿司店。決して頻繁に訪れないからこそ、お作法やマナーにドキマギしてしまう人も多い。言ってはいけないワードがあるのか?ドレスコードはあるのか?
今回は1,000日以上連続で寿司を食し、600店以上の寿司店を巡ったことのある「寿司リーマン」さんに、カウンター寿司でのマナーを聞いた。
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「あがり」「おあいそ」は間違いだが、気にするほどのことではない
カウンターで寿司職人と向き合うタイプのお寿司屋さんでは、恥ずかしくない振舞いをしたいもの。たとえば、「あがり(お茶)ください」「おあいそ(お会計)お願いします」などは店側が言うのはOKだが、客から言うのはカッコ悪いともされているが……。
「カウンターのお寿司屋さんってフレンチやイタリアンと違ってその店にいる人が一心同体な感じがしますよね。そのため、最も大切なマナーでは、他のお客さんや寿司職人などの周りの方に迷惑をかけないこと。それぞれの距離が近いので慮ろうよ、ということが基本です。そういう意味では『あがり』や『おあいそ』は間違っているかもしれないけど、他のお客さんにも寿司職人迷惑はかけていないので、個人的にはそこまで気にする必要はないと思います」(寿司リーマンさん)
たしかに「あの人わかってないな~」とは思うかもしれないが、迷惑がかかるというほどのことはない。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Twitter:@KA_HO_MA
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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