最後のブルートレイン「北斗星」は惜しまれつつも2015年に引退
「北斗星」は青函トンネルが開業した1988年に上野〜札幌間で運行を開始した。A寝台個室「ロイヤル」を筆頭に個室を多く備え、食堂車「グランシャリオ」を連結するなど豪華寝台特急として高い人気を誇り、最盛期は3往復を運行した。北海道旅行の看板列車として人気が高く、ブルートレインとして最後まで残った「北斗星」だったが、北海道新幹線の開業を半年後に控えた2015年8月23日で廃止され、ブルートレインは消滅した。
2010〜2015年は「北斗星」専用カラーの電気機関車EF510形が東北本線で活躍。
「北斗星」はA寝台個室「ロイヤル」「ツインDX」・B寝台個室「デュエット」「ソロ」などの個室が充実していてとても快適だった。
食堂車「グランシャリオ」やロビーなども備え、北海道旅行への期待を高まらせてくれた。
photo/Takeshi Ito, Takeru Matsunuma, hide0714 / PIXTA(ピクスタ) text/Takeru Matsunuma illustration/Izuru Endo edit/Imari Ito(WRITEAWAY) supervision/Takeru Matsunuma
※『MonoMaster』2022年11月号に掲載した特集の一部を再編集しています
※掲載の情報は編集部調べによるものです
※九州内はEF66形電気機関車ではなく、ED76形を主とする別の電気機関車が牽引して運行していました
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