目指したのは優雅さと品格が際立つようなリッチなデザイン
走りへのこだわりとともに注目されるのが、「力強さと美しさを体現したデザインと、アクティブに使いこなせる室内空間」。マツダの「匠塗」第4弾となる「アーティザンレッドプレミアムメタリック」は深い熟成を感じさせる赤で、これまでにない深みと上質感を表現。
また新色「メルティングカッパーメタリック」は溶かして固めた銅の表面に薄くサンドブラストをかけたような表情を持ち、色気と上質感、スポーティさと優雅さを表現する。
インテリアは2列目のショルダールームをプラス103mm、ヘッドルームをプラス8mmそれぞれ拡大しているのに加え、足つき性も改善されているが、単なる広さではなく、とくに2列目、3列目の良質な着座感にこだわったという。
2列目は、座席間にコンソールがあるセパレートのキャプテンシート仕様、キャプテンシートでコンソールがなくウォークスルーが可能な仕様、3人掛けとなるベンチシート仕様の3種を設定。2人掛けの3列目は、身長170cm相当の乗員でも余裕をもって快適に座れるよう、CX-8よりも座面を約25mm深く設計し、ヘッドルームも30mm拡大した。
ラゲッジルームは3列目シート使用時でもゴルフバッグやベビーカーが搭載できる空間を確保、ハンズフリーリフトゲートも装備される。
グレード構成が全8種類と豊富なのも特徴で、XDには「ベースグレード」「Sパッケージ」「Lパッケージ」「エクスクルーシブモード」の4種類、XDハイブリッドには「エクスクルーシブモダン」「エクスクルーシブスポーツ」「プレミアムモダン」「プレミアムスポーツ」の4種類を、PHEVには「Lパッケージ」と「プレミアムモダン」「プレミアムスポーツ」の3種類を設定している。
フラッグシップSUVらしく総じて装備は充実しているが、グレードによってはナッパレザーシートやパノラマサンルーフも標準で用意されているので、選ぶ楽しみもある。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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