大注目モデル「MC-NX810KM」が生まれるパナソニック「八日市工場」に潜入
今回紹介したMC-NX810KMのマイクロミストをはじめ、掃除機業界初機能を連発するのが滋賀県にあるパナソニックの八日市工場。1971年に創業し今年で53周年を迎えています。生産品目はスティック掃除機のほか、ロボット掃除機、キャニスター掃除機。商品企画から生産、組立まで一貫して行っていることが特徴です。
素材の調達や部品の成型も行うので、もちろん大型の成型機を備えています。
ここでも業界初を発見! リサイクルされたバイオマス材(リサイクル紙パウダー)を掃除機の樹脂パーツの一部に使用しているそう。また、MC-NX810KMのクリーンドック部には再生プラスチック材が約60%使用されるなど、地球環境配慮型素材も積極的に活用されています。
新素材の使用で従来の工法がそのまま使えないケースがあるそうですが、そこは一貫生産を行う強みを生かしてスピーディに解決し、高品質なモノを生み出すのは八日市工場ならでは。
地球環境配慮の取り組みとして、組み立て棟の屋上には太陽光パネルがびっしりと設置されていました。なんとその数2,658枚! 996.7kWの電力を生み出すことができるそうです。
そんな最新設備をもつ八日市工場ですが、意外なことに生産ラインでは工員さんが大活躍! 人の手でしかできない行程がまだまだあるそうです。
性能検査については機械が精密に測定。人と機械のベストミックスで最新の掃除機が生産されています。
完成した製品は業界規定に則って検査が行われます。写真は吸引性能検査のシーン。
MC-NX810KMは吸引検査に加えて、マイクロミスト噴霧検査も行われます。20℃に温度を調整した定量の水をタンクに注入。
一定時間マイクロミストを噴霧して設定された機能を達成しているか検査して問題がなければ出荷されます。
掃除機業界に革命を起こすパナソニックの新製品が生み出される現場を見ると、その強みがしっかりと感じられました。
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※1:国内の家庭用掃除機市場において。2024年10月下旬発売
※2:「見えないゴミ」とは、クリーンセンサーで検知できる約20μm以上の目に見えない微細な花粉やダニのフンなどのことです。
※3:国内スティック掃除機市場において。2021年10月25日発売
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