東京・西荻窪を拠点に、こだわりを尽くした通好みな時計を発信し続けているザ・ニシオギ。今秋、待望の第5弾モデルが登場。印伝とダマスカス鋼という伝統工芸の技術を駆使し、画期的な芸術性を腕時計にもたらしています。
ダマスカス鋼×印伝で生まれた孤高の芸術品
何百年にもわたり、遠く離れた地で育まれた伝統工芸の技術がここに結集しました。
ケースに採用したのは、インドで生まれシリアで隆盛を極めたダマスカス鋼。含有する構成成分が異なる2種類のステンレススチールを重ね合わせて鍛造したことで波紋のようなパターンが浮かび上がり、神秘的な魅力を表現しています。
そしてストラップに起用したのが、奈良時代生まれの伝統素材として知られる印伝(写真左)。柔らかな鹿革に漆を塗布し、ブランドロゴをモチーフにした立体的なパターンを描き出しました。丈夫なうえにしやかなで軽く、装着感にも優れています(付け替え用として、落ち着いた雰囲気のカーフストラップも付属・写真右)。
ダマスカス鋼と印伝、双方に内在する有機的で洗練された美が融合し、まさに歴史的な芸術作品を完成させています。
文字盤にはローマンインデックスとドーフィン針を選択し、クラシックな雰囲気を醸成。幾重にも円形の溝を重ね、複雑な模様を見せるギョーシェ彫りは幾何学パターンを基軸としたアールデコ様式を彷彿とさせる装飾で、優美な気品を放出。これまた人類史に欠かせない芸術的センスを感じさせます。
スタイルを格上げするハイセンスなアクセサリーに
ザ・ニシオギ
~平城~ 白雲(メンズ)
¥275,000
ケース径40mm、5気圧防水、自動巻き
モデル)スーツ¥76,890、シャツ¥6,490、ネクタイ¥6,490、ベルト¥6,490/すべてヒルトン(問)洋服の青山 池袋東口総本店 Tel03-5952-7201
清廉としたシルバー文字盤の「白雲」は、ビジネスやきっちり決めたいシーンで着けたくなる一本。トラディショナルなスタイルをベースとしながらも、類まれな個性も備えています。堅実性とアイデアが求められるビジネスパーソン像にぴったりで、スーツスタイルにマッチ。
ザ・ニシオギ
~平城~ いわし雲(メンズ)
¥275,000
ケース径40mm、5気圧防水、自動巻き
ブラックスーツ¥65,890、シャツ¥6,490、ネクタイ¥6,490/すべてヒルトン(問)洋服の青山 池袋東口総本店 Tel03-5952-7201
文字盤、ケースともにゴールドカラーに仕上げた「いわし雲」は、華やかなシーンでも存在感を放つ1本。高級感に加えアンティークな雰囲気もあり、本モデルの個性的なあしらいがさらに強調されます。
細部にまでこだわり、本当に自分たちがほしいものしか作らないザ・ニシオギらしい傑作。先人たちが築いた文化を感じながら、「平城」をじっくり鑑賞したいものです。
問い合わせ先:ミスズ
電話:03-3247-5585
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文/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリスト/栃木雅広 ヘアメイク/SHOTA モデル/タカシ
※記事中の価格表記は税込です。
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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