テーブルマークこだわりの「職人技製法」
魚沼水の郷工場を見学してまず驚いたのが、その製造工程でした。なんと「うどん職人が手打ちで作る工程を機械で再現」しているんです! では、具体的にどんな工程があるのか解説していきましょう。
①ミキシング
原料を真空状態で混ぜ合わせることで、小麦粉と塩水がなじみやすくなり、良質な生地になります。職人の「まぜる・こねる」がこの工程にあたります。しっかり練り上げることで、うどんの「コシ」に大きく影響するグルテンを十分に引き出します。
②圧延
帯状にまとめた生地に丁寧に圧力をかけ、しっかりと鍛えることで強いコシ(弾力)が生まれます。最初は器械体操で使うマットくらいの厚みがありますが、だんだんと薄くなってきます。
③熟成
鍛えた生地を休ませます。熟成させる(寝かせる)ことにより、生地にかかったストレスを緩和させるんです。われわれ人間も、ゆっくり寝たほうが元気になりますもんね! この工程に一番時間をかけていました。
この記事のタグ
モノマックス2025年1月号のご案内
この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Twitter:@MonoMaxWEB
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする