「ドンキの驚愕そっくり商品」あの高級ブランドの香りが低価格で手に入る!? “噂のジェネリック香水”全12種の元ネタを暴け!ドン・キホーテマニアが徹底検証
執筆者: ライター/松本果歩
攻めた商品の多いドンキですが、最近業界をざわざわさせた「GENERIC FRAGRANCE」という名前の香水があります。ジェネリック……?そう、ハイブランドクオリティの香りなのに50mlで税込2,200円という破格の値段の香水です。
しかし、どれがどんな香りなのかは謎に包まれたまま。そこでドン・キホーテの開発担当者に話を聞き、さらに現在販売されている12種類の香りを暴いてみたいと思います。
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ドンキの「GENERIC FRAGRANCE」とは
「GENERIC FRAGRANCE」とは、ドン・キホーテのホームページによると「低価格で販売するために試行錯誤を重ねた結果、実現したハイブランドクオリティの香り」「この香りを体験した人は口を揃えて『もうこれで良いじゃん!』って言っちゃう!?」とのこと。どうやら、「あのブランドのあの香りにそっくりな香水!?」ということのようです。発売以降、SNSでは「元ネタはあのブランドのあの香水では」と考察する動画も話題となっています。
「それっていいの……?」と思いますが、特に近年では香水業界の中でハイブランドの商品の値上げが続くなか簡単には買えないものも増えてきています。そこでドンキらしい攻め方として誕生したのが「GENERIC FRAGRANCE」シリーズでした。
売り場で妙な違和感を覚えた江頭2:50さんのポスター。江頭2:50さんといえば近年はYouTubeが絶大な人気を誇っており、若者から中高年まで幅広いファンを持つ存在です。
起用の理由についてドン・キホーテの開発担当者は「昔は香水をつけていたけれど、今はつけなくなってしまった方を当初はターゲットにしていました。『GENERIC FRAGRANCE』を知ってもらうために、敢えて香水のキャラクターとしては違和感のある江頭さんのポスターを貼ることで香水を手に取る敷居を下げたいと考えました」と話していましたが、結果的にSNSでも大きな話題になったことで、若い女性の購入比率が高い傾向にあるといいます。
安いということは品質も劣るのでは……?と懸念してしまいますが、香りはハイブランドとの違いが分からないほどに本格的。ただ、香りの「持ち」はハイブランドのものの半分くらいになるのだそう。それってネック?と思いきや、逆に「そのくらいで香りが消えてくれる方がありがたい」という方もいるそうですし、安価なため気兼ねなく使えるので特に支障はない気もします。
香水は未開封で3年ほど、開封後は1年で使い切ることが推奨されていますが、なかなか使い切れないもの。2,000円なら使い切る勢いで惜しみなく使えるのも良いですね。現在は全部で12種類のラインナップがありますが、今後は第3弾・4弾も企画中だといいます。
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ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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