「ドンキの異常に“熱”そうな防寒商品」“+10℃”は盛りすぎ!? 本当に暖かいのか?発熱インナーの実力をドン・キホーテマニアが正直レポート
執筆者: ライター/松本果歩
ドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」は、どれもパッケージに目を惹くキャッチコピーが並んでおり、「パケ買い」してしまうものも多いですよね。最近強烈に惹かれてしまったのは衣料品売り場で見つけたインナーたち。毎日あまりにも寒くて気が滅入っていた筆者の目に飛び込んできたのは「+3℃」「+7℃」「+10℃」「発熱」というワード。インナーだけでそんなに暖かくなるものなのでしょうか?
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靴下が「発熱」する?履いてみて確信した地味な効果
ドンキの衣料品売り場では、目立つ位置に暖か系インナーが陳列されていました。寒さがより一層増してきたタイミングということで「売り時」なのですが、なぜか筆者が訪れた店舗では「寒くなった今だからこそ!」と38%OFFになっている商品もありました。
毎回不思議に思うのですが、ドンキは定価でも売れるようなその商品の売り時ピークのタイミングで値下げをすることが多くあります。消費者としてはありがたいですが……!
ドン・キホーテ 情熱価格
温快ソックス
¥1,099(税込)
まず気になったのは「温快ソックス」です。6足セットで1,099円ということで1足あたり183円。かなり安いです。
暖かいをウリにした商品はもこもこしてビジュアルにも響くのでは……と身に付けることに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、「温快ソックス」はパッケージを外してしまえば分からなくなる、その片鱗すらないほどに「フツーの黒い靴下」です。ユニクロでは似た形状の靴下が290円で販売されていますから、単純にコスパの良い靴下としても魅力があります。
しかし、「単純にコスパの良い靴下」では終わりません。パッケージの記載によると、身体から発生した汗(水分)を吸収し熱に変える繊維(WARMEX)が使用されているため、湿気はこもらないけれど暖かくなる……とのこと。そんなに都合の良いことがあるのでしょうか?
実際に着用して外出してみると、履き心地は一般的な靴下と全く変わりません。サラサラとしてて確かに蒸れたりはしませんでした。しばらく歩いていても「発熱している!!」という感覚はないのですが、他の靴下と比べ冷気を通しにくい&底冷えを足の中にまで反映しにくいなとは感じました。「すげーあったか~い!」とはならないかもしれませんが、履いているうちにふと「寒くない!」と地味に気付く感じです。
室内では普段「まるでこたつソックス」を愛用している筆者ですが、この靴下を履いている日は「まるでこたつソックス」は不要でした。改めて底冷えに強い、と確信しました。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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