女性が抱える健康課題を技術や知識・サービスで解決するフェムテック(フェムケア)。男性版のメンテックという言葉もある。フェムテック・メンテック共通の健康課題のひとつとして注目されているのがフレイルだ。「フレイル(加齢による心身の衰え)」は、人口のボリュームゾーンがシニア世代となっている今の日本では深刻な問題とされている。
フレイルまたはフレイル予備軍になるリスクは年齢が上がると増していく。75歳以上では健康診断でのチェックが行われているが、実はこうした衰えは40代、人によってはもっと早くから始まっている。最近では、より専門的なチェックをしたい人のため、家庭で健康状態を測定する機器も登場している。
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そもそもフレイルとは?
加齢に伴い、筋肉など体の機能が衰え、外出する機会が減っていくなど、心と体の働きが弱くなった状態をフレイル(虚弱)と呼ぶ。フレイルは健常と要介護の中間の状態で、要介護に移行するリスクが高い一方、適切なケアにより健常な状態に戻ることが可能だ。いわゆる老化による症状のため、高齢者の多くがフレイルまたはフレイル予備軍のリスクが高いといえる。
健康総合判定や食事と運動のアドバイスを自宅で確認できるタニタ「FRシリーズ」
健康や調理関連の測定機器を多数製造販売し、タニタ食堂やタニタフィッツミーなど健康をサポートするサービスも行っているタニタ。同社が発売している「FRシリーズ」は、筋力計、歩数計、体組成計の3商品がセットとなっており、シニア世代に必要な健康チェックが自宅でできる。
筋力計は、1台で握力と両腕の筋肉量が測定できる。片手で持つときは握力が、両手で持つときは両腕の筋肉量が測定できる。
体組成計は、乗るだけで体重、体脂肪率、筋肉量などの体組成が測定できる。4人まで測定者情報の登録が可能。
歩数計は、歩数はもちろん目標とする歩行速度や歩行時間の目安を提示し、無理のない範囲で強度の高い運動ができる。
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この記事を書いた人
ライター金山 靖
文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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