高級輸入車のようなサウンドへ
さて取り付けは、至って簡単です。
シングルホーンからダブルホーンへの取り付けとなる場合、ひとつは元あった場所へ、もうひとつを対になる新たな場所へ設置すればいいだけ。わずか10〜20分ほどの作業で、軽自動車のクラクション音が高級輸入車のようなサウンドへと変化するのです。
購入したヨーロッパホーンはドライバーで音量調節ができるタイプでした。
シングルホーンがダブルホーンになるので、プラスとマイナスをそれぞれ分岐した線を作ります。
プラスマイナスでそれぞれ2分岐した線が完成するとこんな感じになります。
説明しやすいようにグリルを外しましたが、通常はここまでする必要はなく、ボンネット内の作業となります。
ひとつしかなかったシングルホーンの元からある配線と取り付け位置を再利用します。
対になる位置に、「ここへ付けて!」と言わんばかりに取り付け穴があったので利用します。
新設となる2つ目のホーンですが、いい感じに収まりそうです。
固定できたらあらかじめ作っておいた分岐線を差し込みます。
端子が抜けないように、漏電もしないように、絶縁テープで固定します。
わずか10〜20分ほどの作業で、軽自動車のクラクション音が高級輸入車のようなサウンドへと変化しました!
メーカーによって販売機種や周波数ごとの音の違いをホームページ試聴できたりもしますので、購入前の参考にしてはいかがでしょうか。ぜひお試しあれ!
文/坂東漠 撮影/ULALA(SIESTA PLANET)
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パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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