「メタリックなのにグネグネ動く!?」G-SHOCKのタフシリコーンバンドに驚愕した!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.93
執筆者: 編集長/奥家慎二
タフシリコーンバンドを新採用!
実は、バンドが樹脂なんです。キラキラと光沢する様子はどうみてもメタルなのですが、ご覧のようにグネグネと動かすことができてしまいます。
この質感、いわゆる蒸着処理によって表現されたものですが、ただ単に樹脂バンドの表面にそうした処理を施しただけではありません。秘密は二層構造にあります。初採用だというタフシリコーンバンドは、しなやかで腕馴染みのいいシリコーン素材をベースにしながら、その表面をクリアなウレタン樹脂で保護。これによって耐摩耗性が強化されただけでなく、内側に施した蒸着部分が傷つかないようカバーしているので、ラフに扱ってもキラキラ感が損なわれないんです。
G-SHOCKのバンド特有の波打ち部分やディンプルにまで、細かく蒸着処理されているのもポイント。ちなみに、ベゼルは本物のメタルです。つまり、ベゼルとバンドは異素材なわけですが、見た目にはまったく違いがわかりません。
見た目のインパクトが絶大なのですが、ぜひみなさんには装着感のよさも実感していただきたいところ。G-SHOCKではバンドの樹脂素材が年々改良されてきましたが、しっとりとして柔軟なシリコーン素材の付け心地は格別でした。今回はキラキラとしていますが、このタフシリコーンバンドは別の表現も可能なので、今後の展開も楽しみなパーツです。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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