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「勝つためのスゴさに驚いた」感動クラスの実用性…アディダス“Adizero ZG 25”は今年のゴルフシューズの大本命だ!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.98
執筆者: 編集長/奥家慎二
軽いから疲れにくく、最後まで安定して打てる!
最初に、シリーズに関してご説明を。
「コードカオス」は驚異的なグリップ力と圧倒的な履き心地を特徴とするスパイクレスのゴルフシューズとして開発されたものですが、こちらの「Adizero ZG」は、2005年に開発された軽量ランニングシリーズである「Adizero」のもと、「ゴルフシューズに必要な要素において一切の妥協を許さない軽量シューズ」として開発された「ZG」シリーズのコンセプトを取り入れています。2021年に登場した初代は「ZG21」、2023年のアップデートモデルは「ZG23」と呼ばれ、渋野日向子選手をはじめとする多くのプロゴルファーに愛用されていました。そして今年2025年の最新版は、「Adizero ZG 25」の名で登場したわけです。
そんなわけで、一番のポイントは圧倒的な軽さにあります。
同カテゴリーのツアーシューズより約100gの軽量化に成功しています。(公式webサイトより)
というだけあり、いつも履いているシューズよりもかなり軽いのが印象的でした。アッパーなんかはしっかりフィットして防水性もあるのに驚くほど薄く、軽さにも大きく貢献できています。
軽いとなにがいいのかといえば、歩き疲れないことです。1ラウンド回るのに、アベレージゴルファーで約10km、1万3000歩ほど歩くのだとか。カートを使用すれば約50~70%に減るそうですが、それでもアベレージゴルファーでもない私は1回にけっこうな距離を歩くことになります。スイングが一番大切ですけども、歩き疲れて足腰がヘトヘトになれば姿勢を保てず、安定したショットは打てません。シューズが軽ければ疲れにくなるわけで、だから「最後の一打まで自信を持って挑めるゴルフシューズ」なんですね。
歩きやすさを高めるテクノロジーはミッドソールにも。超軽量で高反発な「ライトストライク プロ」が搭載されていて、スイング時に鋭い蹴りを可能に。さらにヒール周りには通常の「ライトストライク」が使用され、反発力と安定性を高めているとのこと。柔らかすぎず、それでいて接地時に受ける衝撃を適切に和らげてくれる感触があり、気持ちよく歩けました。そこらへんは、ランニングシリーズが原点であることの優位性を感じます。
さらに足裏に搭載された「ダイナミックトルションプレート」が歩行時の推進力を高めることでも、疲労を軽減。さらにスイング時は、地面反力を生むためのサポート役も担うというすぐれものです。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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