高い悪路走破性と日常でも使える快適性が大きな魅力
パッケージングは、ホイールベースをジムニー シエラより340mmを延長し、全長を3890mmとしたのがポイント。これにより後席の前後居住空間は90mm拡大し、ヒザまわりのゆとりが拡張した。
また、シートクッション厚を増やし、後席ヒップポイントを20mm高くするなど、快適な乗り心地や座り心地を実現したほか、荷室床面長も350mm拡大されている。
パワートレーンは基本的にジムニー シエラと共通で、最高出力102PSの1.5Lガソリンエンジンを縦置き搭載、駆動方式はもちろん副変速機付パートタイム4WDで、トランスミッションには5速MTと4速ATが用意される。
走りの面では、ホイールベースの延長と重量増加にあわせて、ラダーフレーム、3リンクリジッドアクスル式サスペンションが新設計され、ボディ剛性も強化されている。
デザインではジムニーのシンボルである5スロットのフロントグリルにガンメタリックの塗装とメッキの縁取りが追加され、ボディカラーは鮮やかなパールレッドのシズリングレッドメタリックやレスティアルブルーパールメタリックなどがジムニーシリーズとして新たに設定され、全6色のラインナップとなった。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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