いきなりですが、読者の皆さんはどんなペンをお使いですか?ボールペン? それとも消せるペン? 各々、愛用しているペンはあると思いますが、今回はとあるブランドが主役の話。それはドイツの老舗文具メーカーであるLAMY(ラミー)です。
1930年に創業し、サファリシリーズやアルスターシリーズなど人気シリーズを有し、世界中で愛されている筆記具メーカーです。そんなラミーが2024年に三菱鉛筆傘下に入ることを発表し、どんな製品を出すのかと待ち望んでいましたが、ついにベールが脱げました。今回はラミーと三菱鉛筆による新作を実際に試してみましたので、使い心地を含めて紹介していきます!
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1. まずは本体の特徴をチェック
LAMY safari JETSTREAM INSIDE
¥3,630
こちらが今回の主役となる油性ボールペン。その名も「LAMY safari JETSTREAM INSIDE(ラミー サファリ ジェットストリーム インサイド)」です。文房具ファンならお察しの通り、有名な2モデルが組み合わさってできた新作なんです。まずはボディから見ていきましょう。
ボディに使われているのはラミーの代表モデルでもある「LAMY safari」シリーズ。軽くて滑らかな手触りで、耐久性と耐衝撃性に優れた樹脂ボディが特徴です。グリップ形状は三角形の断面を持つ特徴的なデザインに、若干の膨らみと凹凸を持たせることで、指の位置を自然に誘導し、安定した握り心地と操作性を味わえます。さらに軽量かつ握りやすいという点から、長時間の使用にも適していることがわかります。
少し丸みを帯びた形状の金属クリップも使いやすいです。これは「LAMY safari」シリーズの象徴とも言えるディティールであり、洋服やアクセサリーなどに引っかかりにくいように、あえてこの形状になっているということ。ノートや手帳などにしっかり挟むことができますし、安定した保持力を発揮してくれますよ。
「LAMY safari」シリーズの特徴になっている上部のノック。こちらもブラックのじゃばら式は健在で、カチカチと押すことでペン先の出し入れが可能です。
そして最大の特徴が、「JETSTREAM」インクを搭載しているということ。ボディ・クリップ・ノックはすべて「LAMY safari」シリーズの特徴を表しており、書き心地は「JETSTREAM」という、個性と実用性を兼ね備えているボールペンなのです。
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この記事を書いた人
スタイリスト小林知典
1982年生まれ、福島県出身。スタイリスト栃木雅広氏に師事し独立。以後、雑誌・WEB・カタログを中心にスタイリングを手掛ける。最近ではアウトドアやインテリアにも興味を持ち、もっぱら収集する日々を送っている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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