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「実は日本発祥って知ってた?」2月12日はレトルトカレーの日!世界初の市販用レトルトカレーは『ボンカレー』その誕生秘話は意外にも…

執筆者:

現在販売されている「元祖ボンカレー」

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2月12日はレトルトカレーの日です。カレーといえばインド、カレー粉の発祥はイギリスなのに対し、「レトルトカレー」は実は日本で生まれたものだということをご存知でしょうか。そこで日本初の市販用レトルトカレー「ボンカレー」を発売した大塚食品株式会社 製品部ボンカレー担当 中島千旭さんに、「ボンカレー」が生まれたきっかけや、美味しくレトルトカレーを食べる方法を教えてもらいました。

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発売当初のボンカレー

発売当初のボンカレーは半透明パウチだったので賞味期限は冬場で3ヶ月、夏場で2ヶ月だった。パッケージは女優の松山容子さん

カレーはインド発祥のイメージが強いと思いますが、カレー粉はイギリス発祥です。インドではスパイスを直接調合してカレーを作るのですが、18世紀後半にイギリス人が持ち帰ったスパイスを調合してカレー粉として商品化されたと言われています。

ではレトルトカレーは……?実は1968年2月12日に市販用レトルトカレーを世界で初めて発売したのは大塚食品の「ボンカレー」だったのだそう。

「カレーはカレー粉や缶詰での販売が主流だった当時、メーカー間の競争が激しかったこともあり『他社と同じものを作っても勝ち目はない』『何か違ったものを作りたい』と考えていました。

そんな時目にしたアメリカのパッケージ専門誌の紙面に、缶詰に変わる軍用の携帯食としてソーセージを真空パックにしたものが紹介されていました。『この技術をカレーと組み合わせたら、お湯で温めるだけで食べるカレーができるかもしれない』と考え『一人前入りで、お湯で温めるだけで食べられるカレー・誰でも失敗しないカレー』のコンセプトで開発されました」(中島さん)

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この記事を書いた人

松本果歩

ライター松本果歩

インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。

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