「海外では七味＝NANAMI!?」意外と知らない“七味唐辛子”と“一味唐辛子”の使い分け方をエスビー食品に聞いてみた

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調味料として使ったり、食べる直前に振りかけて辛味を足したりして使う「七味唐辛子」と「一味唐辛子」。とても身近な存在で家に常備していますが、意外とその違いや使い分け方について知らない方も多いはず。そこで今回は七味＆一味についてエスビー食品に聞いてみました！

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七味と一味、使い分けてますか？

まずは、七味と一味の使い分け方について。料理にピリ辛要素を加えてくれる七味＆一味ですが、「なんとなく家やお店に置いてある方を使っている」という方が多いのではないでしょうか。

「 エスビー食品では、一味唐からしには赤唐辛子、七味唐からしには赤唐辛子、いり黒ごま、ちんぴ、山椒、麻の実、けしの実、青のり（『一味唐からし』『七味唐からし』ともに、赤唐辛子は焙煎あり・焙煎なしの2種類）を使用しています。

『七味唐辛子』の基本は『二辛五香（にしんごこう）』とされ、一般的に辛さに特徴があるものが2種類・香りを重視したものが5種類ブレンドされます。ブレンドはメーカーそれぞれの特徴があり、当社は前述の7種類により、こだわりの香りや辛みを表現しています」（エスビー食品　広報担当）

七味に使われる食材は決まっているわけではなく、メーカーさんごとに異なることがあるんですね。気になる使い分け方は……？

「七味唐からしは、うどんやそば、焼き鳥、漬け物、汁物、鍋ものなどに、辛みと香りを添えてくれる薬味として広く利用されています。一味唐からしも用途としては七味唐からし同様にお使いいただけます。原材料が唐辛子のみとなるため、シンプルな唐辛子の辛みをアクセントとして利用したい場合に向いていますよ」（エスビー食品　広報担当）