海外では七味=NANAMI!?
近年では、海外でも日本食ブームの影響で七味唐辛子が広まっているのだそう。しかし海外向けに販売している「七味唐からし」を見ると表記が「NANAMI」(ナナミ)になっています。
「『七味(しちみ)』と『一味(いちみ)』は発音が似ているため、海外のお客様にもわかりやすいように エスビー食品では「NANAMI」と記載しています。さらに、食品に関する法規制が国によって異なることから、すべての国に輸出する事が出来るように、海外向けにはけしの実と麻の実を除いて、その代わりに別のスパイスを入れております。一部の国では、麻の実・けしの実が法律の規制の対象となっているところもあるためです」(エスビー食品 広報担当)
海外でも七味・一味は人気なのですね!しかし、海外にはチリーペッパー・レッドペッパーもありますが一味との違いは何なのでしょうか?
「当社製品においては、『チリーペッパー』は乾燥した赤唐辛子のみを使用したもので、パウダーやあらびきタイプがあります。一方で『レッドペッパー』は焙煎した赤唐辛子もブレンドし、辛みだけでなく香ばしい香りが特徴の粗めのパウダーです。『一味唐からし』はややあらびきの乾燥した赤唐辛子と焙煎した赤唐辛子をブレンドしています。
なお、これら呼称の流通上の明確な定義はなく、国やメーカーによって内容が異なることもありますので注意してください」(エスビー食品 広報担当)
なんとなくではなく、明確に七味と一味について知ることができました!今後うどんや豚汁などにかける際はより違いを意識できて、美味しく感じられそうです!
文/松本果歩
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ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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