「つくね」と「つみれ」は食感や味わいも異なる
つくり方が異なるので、「つくね」と「つみれ」は食感や味わいにも違いがあります。
「手で成形する『つくね』は形が崩れにくいため、焼き鳥のように串に指して提供することができます。焼いたり煮たり揚げたりと加熱方法にもアレンジができますね。対して『つみれ』は形が崩れやすいことから、汁物に入っていることがほとんどです。柔らかくふんわり食感を楽しむことができるのが特徴です」(スギ アカツキさん)
さらに、スギ アカツキさんは「つみれ」にはご当地性が出やすいと話します。
「つくねよりもつみれの方がより様々な具材が使われることが多いと思います。さらに、つみれは全国各地でその土地らしさが表れているものが多いんです。たとえば島根の郷土料理で『つみれ煮』というものがあるのですが、鍋の具材の一部というよりはつみれがメイン。全国各地でつみれを食べてみるとその奥深さに驚きますよ」(スギ アカツキさん)
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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