- モノマックス
- 記事一覧
- 家電・デジモノ
- 「早くも2025年最優秀モノ候補!?」テクニクスの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」が最高の相棒になる!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.101
PR Technics
「早くも2025年最優秀モノ候補!?」テクニクスの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」が最高の相棒になる!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.101
執筆者: 編集長/奥家慎二
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回の「コレ買いです」は、あらゆる点で大幅な進化を遂げたTechnics(テクニクス)の完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」の魅力に迫ります!
CONTENTS
オーディオブランドの名門・テクニクスの音響技術が詰まった話題作!
近年、スマホ並に私たちのライフスタイルを激変させたアイテムといえば完全ワイヤレスイヤホンですよね。コードがなくて便利だし音質も悪くないからと、あらゆるシーンで活用できるツールとして普及しました。私はといえば、ここ2年半ほど愛用していたのがテクニクスの「EAH-AZ80」です。そのコンパクトなボディからは想像ができないほどの音響技術が凝縮されていて、クリアで伸びやかなサウンドから手放せない存在になっていました。
そもそもテクニクスは今年2025年で創業60周年を迎えたオーディオブランドで、世に名を残す数多くの高品質オーディオ機器を生み出してきました。私たち世代だと、真っ先にターンテーブルを思い浮かべる人も多いかもしれません。「純度の高い音」にこだわり、アーティストが奏でる音を「ありのまま」に伝えることを目指してきた名門です。
テクニクス
ワイヤレスステレオインサイドホン EAH-AZ100
オープン価格
そしてこの1月に登場した最新作が、「EAH-AZ100」。しばらく使ってみて、次のような人にぴったりな製品だと実感しました。
- アーティストの「生の音」を楽しみたい人
- 仕事でもプライベートでもワイヤレスイヤホンをよく使う人
- 長く使える、本当にいい「プロダクト」が欲しい人
とにかく魅力の多い製品なのですが、注目すべきポイントを3つに分けてご紹介します!
【注目ポイント1】磁性流体ドライバーが実現する驚きの高音質!
前機種「EAH-AZ80」も音質がものすごくよくて、ワイヤレスイヤホンのイメージを覆してくれたのですが、今回の「EAH-AZ100」はさらにその上を行くレベルでした。歌い手の息遣いが聞こえてくるほどの臨場感。圧倒的な音の広がり。こればかりは実際にお聴きいただかないとわからないと思うのですが、どのジャンルの音楽を試しても音質のよさにビックリしたんです。
高音質を実現したコア技術が、完全ワイヤレスイヤホンにおいて業界初だという、磁性流体ドライバーの採用です。
磁性流体とは、磁力に反応して姿や形を変える液体状の素材。これをボイスコイル部の磁気キャップに充填することで、音を発生させる振動板のストローク運動を正確に制御でき、クリアなサウンドを実現できたのだといいます。
こちらのムービーが、そのイメージ。ドライバーはエッジと呼ばれるパーツで振動板を支える構造で、エッジが薄くなるほど低音域までカバーできるものの、振動板を支えきれずにストロークがぶれて音のゆがみが発生してしまうのだとか。「EAH-AZ100」は磁性流体によってそのゆがみを制御できたというわけです。
さらには磁性流体を用いたことで、「エッジの極薄化」「特殊アルミニウム振動板の採用」も実現でき、低音から高音まで好きのない音作りを実現しています。
【注目ポイント2】コンチャフィット形状による圧倒的な装着感のよさ!
装着性のよさも強くおすすめしたいポイントです。その秘訣が、独自のコンチャフィット形状にあります。これは、耳穴の周囲のくぼみであるコンチャ(耳甲介)にフィットしてイヤホンを保持することから名付けられたもの。語呂もよくて、つい声に出していいたいネーミング(笑)。前機種の「EAH-AZ80」でも採用されていたのですが、本当に長時間使用していてもストレスや負担感が少なく、完全ワイヤレスイヤホンをより身近にしてくれた機能だと感じています。
今回の「EAH-AZ100」でもコンチャフィット形状を継承。しかも本体重量をEAH-AZ80の約7.0gから約5.9gまで軽量化することで、本体重量約-16%、本体体積約-10%を実現しました。さらにはハウジング先端部の突起を除去したり、コンチャ部の体積を約30%を削減したりして、装着感をさらに改善。不満のなかった装着感が、いっそう向上したんです。
さらに感心したのが、専用イヤーピース。従来は2種類の硬度を組み合わせていたところ、今作では3種類の硬度を組み合わせた3層構造にすることで、「フィット感のよさ」と「低音を逃さず鼓膜に届ける」の両立をさらに高めたのだとか。そういう、小さな積み重ねがテクニクスらしいなって感じました。イヤーピースは全5サイズが用意され、自身の耳に合わせて選べるようになっています。
【注目ポイント3】快適機能でビジネスでもトコトン使える!
仕事で使えるというのも、かなり大きなポイントです。
「これは助かるな~」と感じたのが、機能が大幅に向上したノイズキャンセリング機能。今作では「アダプティブノイズキャンセリング」が搭載され、周囲の騒音状況や装着する個人の耳形状をもとにノイズキャンセリング性能を自動で最適化してくれます。騒音が大きな場所でもクリアに通話できるので、クライアントとの電話もスムーズに行えるんです。
さらには新機能「Voice Focus AI」を搭載。通話ノイズ除去用の新AI チップを採用した片側3つの新たなマイクにより、送話時のこちら側のノイズを除去してくれるだけでなく、自分の耳に届く向こう側のノイズも除去してくれるようになりました。送話と受話、どちらもクリアに聞こえるようになり、「すみません、今のところちょっと聞こえにくくて……」と聞き返さなくてすむようになるんです。
操作も簡単。着信があれば、イヤホン本体をタッチすればすばやく通話を行えるので、相手を待たせることなく対応できます。周りの音が聞こえる「アンビエントモード」も進化していて、風切り音を大幅にカット。毎日の生活で使う上で、ありがたいですよね。
さらに、とても便利なのがマルチポイント接続。最大3台までの機器を接続することができ、自動でイヤホンを切り替えてくれる機能です。例えばイヤホンをPCとつなげて社内会議をしているとき、スマホに大事な取引先から着信が入って応答ボタンをタッチすれば、スムーズにイヤホンの接続先がスマホのほうに切り替わります。アプリを使えば接続した機器内で優先順位をつけることもできるので、自分のビジネススタイルに合わせた設定ができるのも魅力です。
高級感のあるデザインに向上したバッテリー性能……モノとしての完成度もハイレベル!
「EAH-AZ100」のよさはこのほかにもたくさんあります。
素材感やデザインのよさも惹かれるところ。日常的に使うものだからこそ、大事ですよね。高級感があり、所有感をくすぐってくれます。
- バッテリー性能が改善し連続再生時間が向上
- 新Bluetooth 規格「LE Audio 」対応
- 低遅延な音楽再生の「LC3 」コーデックやAuracast などに対応
など、さまざまな点で進化しています。
開発担当者に「EAH-AZ100」のこだわりを突撃取材!
「EAH-AZ100」のすばらしさを追求したいあまり、開発担当者に突撃取材を敢行! 主に装着感に関する設計を担当された竹重さんにお話を聞いてきました。
竹重亮汰さん/パナソニックエンターテインメント&コミュニケーション株式会社 スマートコミュニケーションBU 機構設計部設計一課 主任技師
──すべて進化していて驚きました。イヤーピースのフィット感や遮音性まで向上していて。
「ご好評をいただいているAZ80をいかに進化させられるのか、やはり私たちTechincsが自信をもってお客様にご提供している3大特徴である音質・ノイズキャンセル・装着性のすべてを進化すべく開発に着手しました。それらを改良するため本体形状を検討し直した際、イヤーピースという部品は非常に重要な部品だったんです」
──3大特徴すべてにかかわる部品なんですね。
「はい。しかしながら、例えば音質目線では『イヤーピースは音を邪魔しないよう変形しにくい硬いゴムを使用したい』と要求するのに対し、装着性目線では「できるだけ柔らかい素材で軽く当てたい」といったように、正反対の項目が求められるんです。少し硬度を変えるだけでもお客様の印象や音質が変化してしまう繊細な部品なので、開発には苦労しましたね。硬度のパターンや切り替え方を様々に試しながら、今の形状にたどり着きました」
──もともと小型でしたけど、今回はさらに軽量・小型化されましたよね。
「性別問わず、より多くのお客様に手に取っていただきたかったので、小型化は力を入れて取り組みました。一般的に『小型化すると音質を維持できない』というイメージがあるので、それを壊してやりたいと一技術者としては考えていました。その結果、新たに開発した磁性流体ドライバーを搭載し、さらにフィードバックマイクの位置を大胆に変更して、小型化と音質の向上、ノイズキャンセル性能の向上を両立させたんです」
──今作のコンチャフィット形状もすごぶるよかったです。
「ありがとうございます。『AZ80』で確立したこの形状をより進化させるべく、3Dデータ化した多くの耳形状から圧力分散形状を再設計し、3Dプリンターなどで変化を付けた試作を作って理想形を泥臭く突き詰めました。評価検討にかなり時間がかかりましたけど、『性能とサイズが両立できる+装着感の良い本体』にたどり着けました。また、イヤホンを収納するクレードルも内部構造も見直し、小型化を実現できています」
【総評】もう昔には戻れない! ライフスタイルに欠かせない存在に!
前機種「EAH-AZ80」でも正直大きな不満はないレベルだったのですが、「EAH-AZ100」を使ってみると「これだけ進化する余地があったのか!」とびっくりしたほど。一度味わってしまうと、もう昔に戻れなくなるというのは、この手の先進ガジェットのあるあるですね……。
365日、毎日の相棒になってくれること間違いなし。テクニクスの「EAH-AZ100」は、私のライフスタイルに欠かせない存在になりそうです。
コチラもの動画もチェックしてみてください!
問い合わせ:テクニクス
公式webサイトはコチラ
特集・連載記事をチェック!
『MonoMax』編集長・奥家がいま一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。
ファッション、クルマ、アウトドア、家電、時計……などなど、あらゆるジャンルを担当してきた「目利き」奥家が注目する新作とは? “買い”な注目作の魅力を余すことなくレビューします!
文/奥家慎二 構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) ヘア&メイク/SHOTA
この記事の画像一覧
この記事のタグ
この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする