MonoMax(モノマックス) Web

最新号のご案内

モノマックス 2025年3月号

2025年2月7日(金)発売

最新号を見る

モノマックス最新情報をSNSでチェック!

  • MonoMax3月号 付録 コールマン トートバッグ
  • MonoMax Web YouTubeチャンネルはこちら!
  • MonoMax Web 友達登録でLINE NEWSに登録!
  • MonoMax 公式X(旧Twitter ) 毎月豪華プレゼントキャンペーン実施中!
  • MonoMax メールマガジン 登録はこちらから
  • 【公式】雑誌smart(スマート)
  • 【公式】田舎暮らしの本

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

キーワードで検索

「フェアレディZを雪上で振り回す快感…」500馬力オーバーの“R35型GT-R”から電動EV“アリア ニスモ”まで!日産の大人気5モデルを極寒の北海道で一気乗りしてみた

執筆者:

日産のスポーツモデルとしてGT-Rと双璧をなすフェアレディZ

この記事の画像一覧を見る(13枚)

日産自慢のバッテリーEVのアリアから、惜しくも生産終了が発表された技術の日産が誇るハイパーカー、GT-Rまで、多種多様なクルマを北海道の雪上&表情で試乗する機会を得たので気になる5台をピックアップしてレポートします!いろんな話題がありますが……日産のクルマはやっぱり楽しい!!

「ミニバンの概念を覆す」新型セレナがすごい…並のSUVを凌駕する雪道での実力に注目必至!日産独自技術の電動四駆“e-POWER e-4ORCE”を試乗レポート

ついに生産終了がアナウンスされた“R35型GT-R”は日産の技術が詰まった傑作

2007年に登場して以来、進化を続けてきたR35型のGT-R2007年に登場して以来、進化を続けてきたR35型のGT-R。昨年ついに生産中止が日産からアナウンスされ、すでに受注も締め切っている。新型についてはいろいろと噂が出ているが、いずれにして電動化される可能性は高いようだ。つまり3.8リッターのV6ツインターボが最後!

トランスミッションはツインクラッチのDCTでそれを重量配分適正化のために、後方に搭載するトランスアクスルを採用。4WDシステムは日産自慢のアテーサE-TSなど、技術の日産全開で、とくにエンジンはこれでもかのフルスペックだ。

技術の日産全開で、とくにエンジンはこれでもかのフルスペック今回、貴重なGT-RプレミアムエディションTスペックを氷上で試乗。もう新車には乗ることはかなわないし、ましてや氷上を走ることはオーナーにならない限りは体験できない。急な吹雪に見舞われたものの、積もった雪にはスタッドレスが食うのでハイパワーモデルの底力を試すにはちょうどいい路面ではあった。

最終型のパワーは570psで、トルクは637N・mもある。これを氷上で乗るなんて無理だろうと思ってしまうが、さすがGT-R。4WDがしっかりとパワー配分して伝えてくれるので、直線では思いの外、加速していく。さすがにコーナーでは慎重になるものの、普通以上にはクリアできるのは、シャシーや駆動系、制御システムなどの土台のよさゆえ。また横滑り防止のVDC-Rを解除すると、滑ってからもアクセルを踏んでいけるのは、GT-R遊びとして最高だった。

R35型は2007年に登場した1969年、3代目スカイラインの通称ハコスカに追加されたのがGT-R。プリンス直系のS20型エンジンを積んだ別格の存在だった。その後、続くケンメリで一旦消滅したものの、1989年にR32型で復活して、R34型まで続いた。これがいわゆる第2世代で、また消滅しつつ、2007年に復活したのがR35型。車名からはスカイラインが外れ、GT-Rのみとなった。そして今またR35型が終了し、次代の登場が待たれる。

この記事のタグ

この記事を書いた人

近藤暁史

ライター近藤暁史

男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

執筆記事一覧


Website:https://monomax.jp/

モノマックスの記事をシェアする

関連記事