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「フェアレディZを雪上で振り回す快感…」500馬力オーバーの“R35型GT-R”から電動EV“アリア ニスモ”まで!日産の大人気5モデルを極寒の北海道で一気乗りしてみた
執筆者: ライター/近藤暁史
日産自慢のバッテリーEVのアリアから、惜しくも生産終了が発表された技術の日産が誇るハイパーカー、GT-Rまで、多種多様なクルマを北海道の雪上&表情で試乗する機会を得たので気になる5台をピックアップしてレポートします!いろんな話題がありますが……日産のクルマはやっぱり楽しい!!
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「ミニバンの概念を覆す」新型セレナがすごい…並のSUVを凌駕する雪道での実力に注目必至!日産独自技術の電動四駆“e-POWER e-4ORCE”を試乗レポート
ついに生産終了がアナウンスされた“R35型GT-R”は日産の技術が詰まった傑作
2007年に登場して以来、進化を続けてきたR35型のGT-R。昨年ついに生産中止が日産からアナウンスされ、すでに受注も締め切っている。新型についてはいろいろと噂が出ているが、いずれにして電動化される可能性は高いようだ。つまり3.8リッターのV6ツインターボが最後!
トランスミッションはツインクラッチのDCTでそれを重量配分適正化のために、後方に搭載するトランスアクスルを採用。4WDシステムは日産自慢のアテーサE-TSなど、技術の日産全開で、とくにエンジンはこれでもかのフルスペックだ。
今回、貴重なGT-RプレミアムエディションTスペックを氷上で試乗。もう新車には乗ることはかなわないし、ましてや氷上を走ることはオーナーにならない限りは体験できない。急な吹雪に見舞われたものの、積もった雪にはスタッドレスが食うのでハイパワーモデルの底力を試すにはちょうどいい路面ではあった。
最終型のパワーは570psで、トルクは637N・mもある。これを氷上で乗るなんて無理だろうと思ってしまうが、さすがGT-R。4WDがしっかりとパワー配分して伝えてくれるので、直線では思いの外、加速していく。さすがにコーナーでは慎重になるものの、普通以上にはクリアできるのは、シャシーや駆動系、制御システムなどの土台のよさゆえ。また横滑り防止のVDC-Rを解除すると、滑ってからもアクセルを踏んでいけるのは、GT-R遊びとして最高だった。
1969年、3代目スカイラインの通称ハコスカに追加されたのがGT-R。プリンス直系のS20型エンジンを積んだ別格の存在だった。その後、続くケンメリで一旦消滅したものの、1989年にR32型で復活して、R34型まで続いた。これがいわゆる第2世代で、また消滅しつつ、2007年に復活したのがR35型。車名からはスカイラインが外れ、GT-Rのみとなった。そして今またR35型が終了し、次代の登場が待たれる。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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