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「フェアレディZを雪上で振り回す快感…」500馬力オーバーの“R35型GT-R”から電動EV“アリア ニスモ”まで!日産の大人気5モデルを極寒の北海道で一気乗りしてみた

執筆者:

フラッグシップEVにニスモらしさを加えて魅力アップ!“アリア ニスモ”

EVの日産が満を持して放ったBEVのアリアEVの日産が満を持して放ったBEVのアリア。走行性能だけでなく、未来感あふれる内外装デザインでまとめられた新時代の電動SUVと言っていい。そこに対して追加されたのが、ニスモだ。ニスモは日産の各モデルに、別格のスポーツモデルとして設定されているが、BEVのアリアとニスモという組み合わせは意外のなにものでもないが、実車を目にすると、精悍な感じもありかなと思わされるし、肝心の出力も10%アップされていてニスモの名に恥じない内容になっている。また日産自慢の4WD制御、e-4ORCEが採用されていることもトピックだ。

日産自慢の4WD制御、e-4ORCEが採用されたアリア ニスモゼロ回転から最大トルクが出るだけに、そもそも鋭い出足がBEVなどの電動車の特徴。ニスモは一番出力の大きいB9をベースにしているだけになおさらで、さらに10%の出力アップともなると扱いづらい気もしてくるが、そのようなことはまったくなし。駆動系がシンプルなBEVのメリットを活かしつつ、e-4ORCEも含めた日産の制御が緻密なこともあって、常に最適に状態に保っている感があって雪道でも安心してアクセルを踏めるのはさすが。強烈な加速が楽しめるニスモモードで雪上を飛ばすというわけにはいかないが、それはドライ路面でのお楽しみだ。

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この記事を書いた人

近藤暁史

ライター近藤暁史

男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

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