ファッションセンスとクルマの先進技術が集約
このエクストレイルのほか、ルークス、デイズ、日産サクラ、ノート、セレナの全6車種でコラボが実現されている。
心地よさを高める機能や実用性も大事だし、気分を盛り上げてくれるようなアウトフィットも大切。それはファッションもクルマも同じ話で、旬のファッションを牽引してきたビームスと先端技術で新しいクルマの未来を見せてきた日産がコラボしたというのは、ある種自然な流れだったのかもしれない。
コラボ第2弾となる今回は、日産の全6モデルをベースに、ビームス監修によるオリジナルデザインを採用。テーマに「デニムトリビュート」を掲げ、裏返しにしたデニムを再現したシートカバー生地を用いるなどジーンズのデザインを表現したのが特徴だ。日産の最先端技術とビームスのトータルコーディネートを融合させ、〝ワクワクするクルマ〞を完成させている。
【ビームスディレクターにインタビュー】洋服選びと同じようなワクワク感を表現!
SSZディレクター ビームスバイヤー 加藤忠幸さん
2012年より「サーフ&スケート」バイヤー、2017年にSSZディレクター兼デザイナーに。
「ビームスが追求するのは、普段着のカッコよさ。ファッションにもルールがありますが、私たちはその掟を少しずつ破ることで、カッコいいの定義を拡大してきました。今回の特別仕様車では、日産が培ってきたノウハウとビームスに宿るファッションの美学が融合し、本質から共鳴した企画ができたと実感しています。
デニムにフォーカスしたのは、 ファッションにおいて欠かせないアイテムであり、 着れば着るほどなじんでくるという最大の魅力と、車が生活の一部であるということがリンクすると感じたから。洋服選びと同じようなワクワクを感じてもらうため、セルビッチやパッチポケットなどジーンズのデザインをシートに多く反映しています」(加藤さん)
取材・文/横山博之 撮影/坂下丈洋(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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