より快適なツーリングを実現する最新技術の搭載
2025年モデルでの進化のポイントは多いが、もっとも注目されるのは、先行車と対向車など周囲の状況にあわせて部分的に点灯・消灯・照射を自動制御する二輪車として世界初の「マトリクスLEDヘッドランプ」、メインキーをONにした際に30秒間減衰力を低下させて車両の取り回しを支援する電子制御サスペンション「KADS(R)」、街中で扱いやすい可変スピードリミッター「YVSL(Yamaha Variable Speed Limiter:ヤマハバリアブルスピードリミッター)」などにより、ライダーの走行をサポートすること。
そのほか、良好な操縦性と安定性の実現するフレームの最適化、電動スクリーンの採用、ウインドプロテクションやハンドル切れ角、ヒップポイントの見直しなどにより、快適性を向上させた。
また、多目的なスポーツツアラーとして、走行モード切替に新たに「YRC(Yamaha Ride Control)」を導入。3種類の表示パターンから選べる7.0インチフルカラーTFTディスプレイ、スマホと車両の接続機能、スマートキーシステムなども装備した。
スタイリングは“Mind Tracking Partner”をコンセプトに新たにデザイン。風を“活かす”独特のアローシルエットに、無駄を省いた質実剛健なものとなっている。カラーバリエーションは“マットライトグレー”と、艶消し色を組み合わせてコントラストをつけたる“マットダークグレー”の2色が設定される。車両価格は¥1,595,000(税込)。2025年4月15日より販売が開始される。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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