フィアット・プロフェッショナル・ブランドの商用車「デュカト」がマイナーチェンジされて登場した。新開発のターボチャージャーと新しい8速ATの採用で、より効率的で快適な走行性能を実現。キャンピングカーなどのベース車両として、そのニーズはさらに高まりそうだ。ボディバリエーションは全長と全高が異なる3モデルで、商用車としての実用性も高く、一般ユーザーにベース車両のままの販売も行われる。
「人気の軽ハイトワゴンが新価格」ダイハツの大ヒットモデル“ムーヴ キャンバス”が2025年6月生産分より価格改定を発表
日本市場には主にキャンピングカーのベース車両として導入
フィアット デュカトは欧州で40年以上の歴史を持つ定番の商用車。欧州小型商用車マーケットで7割のシェアを占める人気モデルで、キャンピングカーなどのベース車両としても広く使われている。
日本市場には2022年12月より導入されているが、主にキャンピングカーのベース車両として車両架装を専門とするメーカーやショップを中心とした販売ネットワークを通じて販売が開始された。
2024年8月には「シリーズ9」に進化。キャビンと荷室を隔てるバルクヘッドの前部にライニング(内張り)が施され、後部にはフックが追加されるなど使い勝手が向上したほか、新たにアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)やレーンセンタリング、トラフィックジャムアシストなどADAS(先進運転支援システム)が強化された。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事