走行性能の追求もEVのトレンド!その点も抜かりなし
ラインナップというか、グレードは駆動方式の違いによるふたつのみで、後輪駆動に加えて、4WDも用意されている。価格はそれぞれ、495万円と572万円で、BYDならではのリーズナブルプライスはシーライオン7でも同様だ。
2WDでも不満はなく、EVらしいスポーティで爽快な走りを楽しむことができる。ただし、走り好きならAWDのほうがおすすめ。可変ダンパーを装備して、4輪すべてを使って強力に路面を捉えるのは実にスポーティ。走行モードもSPORTにすればさらに異次元の走りを楽しむことができる。スポーツSUVと言っていいだろう。
シールでそのスポーティな走りとデザインや装備のよさを見せつけてきたBYD。ベースを同じくすることもあって、シーライオン7はその延長線上にある。クーペセダンか、SUVか、選ぶ幅が広がったのは歓迎すべきポイントで、どこを見ても先進性を強烈にアピールしているわけでもないのは逆に好印象。
肝心の価格も驚異で、EV購入を検討している方にはおすすめ。ちなみに他のBYD車はこのご時世、なんと値下げとなる。とにかく恐ろしいメーカーだ。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事