5月に入ってからすでにいくつかの地点で25℃以上を記録し、早くも夏の気配が漂うこの頃。気象庁によると、今夏の気温は例年に比べて全国的に高い予想とのこと……そんな、絶対に欠かせない猛暑対策のひとつとして役立つのが、グンゼの高機能インナーです。
左から、本誌編集長の奥家慎二、モデルのタカシさん、スタイリストの栃木雅広さん
注目したいのが、グンゼ史上最高クラスの汗解消テクノロジーを備えた「アセドロン」の2025年春夏新商品「アセドロン Ver.2」と、Tシャツ専用インナーin.Tの進化版「Airy half」の2つ。これまで多数のモノを吟味してきたMonoMaxメンバーも、グンゼの最新作に興味津々です。
タカシ「『アセドロン』は昨年登場した状態ですでにすごかったのに、さらに新商品が発売されたんですね」
栃木「スタイリスト的には、in.Tの『Tシャツ専用インナー』というコンセプトそのものも大歓迎です」
奥家「猛暑対策というとハンディファンや日傘といったグッズを想像しやすいけど、直接肌に触れるインナーこそ一番に対策したい部分。肌着メーカーのパイオニアであるグンゼが研究を重ねたというだけでも、ワクワクしますね!」
グンゼ“夏の2大インナー”といえる「アセドロン Ver.2」と「Airy half」の魅力に迫ってみました!
CONTENTS
脇パッドの面積が3倍増! 汗対策がさらに強化された「アセドロン Ver.2」
グンゼ
アセドロン Ver.2
左)大きな汗取り付きスリーブレス(天竺) ¥2,090(税込)
右)大きな汗取り付きスリーブレス(鹿の子) ¥1,980(税込)
2024年、業界に大きな衝撃を与えたのがこの「アセドロン」でした。昨春に登場するや予想を大きく上回る売れ行きを記録し、本誌を含む複数のメディアで「大ヒットモノ」として注目。現在までにシリーズ累計出荷枚数は100万枚を突破し、今夏も堅調な売れ行きが見込まれています。
*アセドロンは商品によって生地が異なります。
[吸水性]アセドロン メンズ商品(ベア天竺)とグンゼ従来品との比較 [速乾性]アセドロン メンズ商品(鹿の子)とグンゼ従来品との比較 [吸放湿性]アセドロン メンズ商品(ベア天竺)とグンゼ従来品との比較 [肌離れ性]アセドロン、レディース、キッズ商品とグンゼ従来品との比較
なにが優れているのかといえば、グンゼ史上最高クラスと銘打つ汗解消テクノロジーです。とにかく、吸水速乾性がすごい。汗をかいた途端に生地が吸い上げてくれて、短時間でドライな状態に。吸放湿性が高いからムレも感じにくく、肌離れ性もよくて着心地も快適なんです。
この優れたテクノロジーは、糸の芯部に高い吸放湿性を発揮する物質を結合し、芯からの吸放湿を実現したことにあります。さらに糸の鞘部に隙間をつくって水の通り道を確保し、汗をすばやく効果的に拡散。これは、微細な穴が優れた吸水性と速乾性を生んでいる珪藻土の構造から着想を得たものだそうで、長年の開発の末に実現しています。
MonoMaxWebでも昨年に特集記事をアップしたところ、大きな反響がありました。
参考:MonoMax編集長も太鼓判! 夏の不快感の原因は「汗」! それを打破してくれるのがずばり「アセドロン」なんです!
そして2025年春夏新商品「Ver.2」は、「アセドロン」の高機能生地を採用しつつ、さらなる「大汗対策」を実現。従来品よりも大きな3層構造の脇パッドを設けたことで、吸水量がさらにアップしたんです。上の写真は、従来の「アセドロン」と並べたもの。従来モデルも脇パッド付きで汗対策に応じているのですが、「Ver.2」の脇パッドの面積は3倍以上に拡大しました(上写真は生地を裏返したもの)。
オープンカラーシャツ¥9,900/ビッグマイク(問)ベースメード Tel03-5829-5926 ジーンズ¥22,000/アーモンド(問)トライオン Tel03-4485-0051
脇は汗腺の数が多く、いち早く発汗しはじめる部位。熱も汗もこもりやすく、気がついたら脇汗がビッショリ……なんて経験をした人も多いはず。「アセドロン Ver.2」なら、汗っかきを自認している人でも、しっかり対策できるんです。
栃木「リラックス感がありつつキレイめにも見せられる開襟シャツは、今季注目されているアイテムのひとつ。汗で生地が張り付いてしまっては台無しですから、『アセドロン Ver.2』が果たす役割は大きいですよ」
奥家「昨年に発売されてから、すっかり『アセドロン』のファンになった私。この『Ver.2』もいいですね! サラサラとして肌離れのいい生地感は心地よいですし、今回脇パッドが大幅強化されたことで、わずかに残された不安もなくなった気がします。これまでは、脇汗で気持ち悪い思いをしたことがありましたから……『アセドロン Ver.2』なら快適に過ごせそうです!」
ハーフ丈で涼しさも両立! Tシャツ専用インナーin.Tの「Airy half」
グンゼ
in.T Airy half
汗取り付きスリーブレス(ハーフ丈)
¥1,650(税込)
もうひとつ注目したいのが、in.Tから登場した「Airy half」です。
in.Tシリーズは2019年にデビュー。ゆとりのあるビッグシルエットTや汗で汚したくないビンテージTなど、Tシャツに合わせられる専用インナーとして登場し、こちらも現在までに累計出荷枚数100万枚を超えています。
そしてこの「Airy half」は、エアリーの名の通り、涼しさを追求した最新作。従来のin.Tの着丈を短くカットし、汗をかく部分のみに効果的に生地を配置するという、シンプルにしてある種革新的なシルエットを実現しました。よく考えてみると、汗をよくかくのは脇や背中。だからこのハーフ丈でも、十分機能してくれるというわけです。
参考:これぞTシャツコーデの男の作法! グンゼ「in.T(インティー)」があれば気分よくキマる!
Tシャツ¥9,900/アーモンド(問)トライオン Tel03-4485-0051 パンツ¥9,900/ビッグマイク(問)ベースメード Tel03-5829-5926
お腹の生地をなくすことで涼感は大きく向上。「Tシャツの下には何もつけていない」感も高まりました。また、「Airy half」を身につけることで気になる“乳首透け問題”も解決できます。
栃木「今季やパープルやレッドなど赤紫系のカラーがTシャツのトレンド。ただ、汗ジミが目立ちやすいという弱点がある色なので、インナーを使った汗対策は有効です」
また、襟や袖、裾は縫い目がないCUT OFF®仕上げになっています。アウターにひびきにくく、Tシャツのシルエットを邪魔しません。
タカシ「実際に着用してみて感心したのは、着心地もいいこと。ストレッチ性があるから体の動きを邪魔しませんし、裾部分がズレ上がることもありませんでした」
さらに脇部分は2層のパッドと一体化させ、収納面積を向上。汗ジミを軽減してくれるんです。
グンゼの高機能インナーがあれば猛暑も怖くない!
「改めて、グンゼの底力を感じる良作でした!」と、奥家編集長も太鼓判を押す「アセドロン Ver.2」と「Airy half」。猛暑を乗り切り、よりアクティブに過ごすためのマストアイテムです。
問い合わせ:グンゼ お客様相談室
TEL:0120-167874
取材・文/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/栃木雅広(quilt) ヘア&メイク/翔太 モデル/タカシ
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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