「童心にかえる最高峰ギア」ナンガ×タミヤの“特別すぎる電動RCカー”に心が踊った!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.110
執筆者: 編集長/奥家慎二
随所にナンガらしいこだわりのディテールが!
こちらが「1/10 XB 2WD レーシングバギー ホーネット ナンガ」。ベースとなっているのはタミヤXBシリーズの「1/10RC XB ホーネット」です。
XBシリーズとは、箱から出してすぐに走りが楽しめる本格装備満載の完成RCカーのこと。組み立て方式は、それはそれでよさがあるのですが、仕上がりの完成度ではXBに軍配があがります。自分で塗装するとダマができたり、ステッカーを貼る位置が微妙にズレたりすることがあるんですよね……。今作はXBシリーズとして、ナンガのブランドカラーに染め上げたエクスクルーシブ仕様になっています。
そしてホーネットは、1984年にデビューして2WDオフロードカーブームを生み出したラジコン界の名車。私と同世代であれば、『月刊コロコロコミック』で80年代に連載されていたマンガ「ラジコンボーイ」の主人公が操るスーパードラゴンのシャーシが、このホーネットだったことで有名かもしれません。ホーネットJr.としてミニ四駆も出ていましたし、とにかく心に刺さるモデルなんですよね。
オリジナルのホーネットといえば、スズメバチを意味することからブラックベースにイエローのラインが印象的なクルマでした。しかし今回の特別仕様車では、ナンガのブランドロゴに使われているブラック×レッドの力強いカラーリングを採用。
サイドには「BELIEVE IN YOUR ADVENTURES(さぁ、冒険が始まる)」のメッセージとともに、ブランド名の由来にもなったヒマラヤ山脈のナンガパルバットの稜線をプリント。ボンネットにはいつものホーネットロゴに加え、ナンガパルバットの標高を表す「8126」の数値も並んでいます。ホイールまでレッドカラーに変更しています。
ちらりと見えるドライバーまで、ナンガの特別仕様に。
XBシリーズがいいのは、すべてそろっているところ。走行用7.2Vバッテリーや充電器、車のコントロールに使用するホイールトリガータイプの送信機がセットになっています。気軽に複数台で楽しめる2.4GHzプロポセットを採用しているので他のラジコンと混信する心配がありませんし、最初からペアリング済みでセットアップ作業もいりません。
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編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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