「鳥取にこんなとこあったの!?」絶品地元グルメに癒しの温泉、寄木細工まで…旅好きが密かに通う“ひそスポット”完全ガイド！

内緒にしておきたい！風情あふれるそばの名店『そば処ひだか』

大山の中腹、西伯郡伯耆町富江という、霧が立ち込めることも多い幻想的なエリアに、ひっそりと佇む完全予約制のおそば屋さん『そば処ひだか』。古民家を改装した店内は、ゆったりとした座敷でお庭を眺めながら食事ができる癒しの空間です。店主が自分の畑で育てたそばを自家製粉して、打ちたて・茹でたてで提供。そばだけじゃなく、野菜もほとんど自家製で、朝に裏山や敷地内の畑で収穫した無農薬野菜がたっぷり使われています。

いただいたのは「そば膳（3,000円）」。季節の野菜の天ぷらに始まり、土鍋でふっくら炊かれたさつまいもご飯、かぶの和風ステーキ、手づくり豆腐、白和え、きのこのあんかけ茶碗蒸しなどなど。テーブルには彩り豊かな手料理がずらりと並び、素材の味がしっかり感じられる、体の中から元気になれそうなやさしいごはんが楽しめます。さらに、主役の手打ち蕎麦にデザート＆食後のドリンクまで付いた大満足のラインナップ。ボリュームたっぷりなので、お腹を空かせて行くのが正解です。

鳥取旅の目的地にしてもいいくらいの一軒で、「これはもう、今度は両親を連れてきたいなぁ……」と、しみじみ思ってしまいました。本当はあまり知られたくない、でもやっぱり誰かに話したくなってしまう、そんなお店です。