モノ&サービスの最新情報をお届け!MonoMax(モノマックス) Web

最新号のご案内

モノマックス 2025年6月号

2025年5月9日(金)発売
特別価格:1,390円(税込)

最新号を見る

モノマックス最新情報をSNSでチェック!

  • MonoMax6月号 付録 Incase インケース 万能ケース
  • MonoMax Web YouTubeチャンネルはこちら!
  • MonoMax Web 友達登録でLINE NEWSに登録!
  • MonoMax 公式X(旧Twitter ) 毎月豪華プレゼントキャンペーン実施中!
  • MonoMax メールマガジン 登録はこちらから
  • 【公式】雑誌smart(スマート)
  • 【公式】田舎暮らしの本

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

キーワードで検索

「一生モノの相棒」伝統とモダンなデザインが調和した1本…新生活のお供に選びたいパーカーの万年筆&ボールペンの魅力を深掘りしてみた

執筆者:

オレンジ、ブルーほか、第1弾のカラーも継続して発売中

この記事の画像一覧を見る(7枚)

この春、高級筆記具ブランドで馴染み深い「PARKER(パーカー)」と「WATERMAN(ウォーターマン)」の旗艦店が丸善 日本橋店にオープンしました。日本初の新しいコンセプトデザインを採用しているということで、両ブランドの伝統や洗練された雰囲気が感じられる点が見どころの一つです。また、旗艦店ならではの豊富なラインナップも見逃せません。

そこで今回は、学生からビジネスパーソンまであらゆる層からの人気を誇るパーカーに注目してみました。新店舗オープンで盛り上がる中、担当者さんにおすすめアイテムなどを伺ったので、ぜひ参考にしてみてください!

「童心にかえる最高峰ギア」ナンガ×タミヤの“特別すぎる電動RCカー”に心が踊った!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.110

革新的なペンを追求し続けるパイオニア的存在

1888年にイギリスで生まれたパーカー。135年以上もの歴史を誇っているというわけで、その人気が改めて感じられますよね。そんな歴史を知れば、製品に対してもっと愛着が生まれるはず。さて、まずはパーカーの歴史からチェックしていきましょう。

ジョージ・サッフォード・パーカー

frames

創業者は、ジョージ・サッフォード・パーカー。彼が抱いた夢は「優れたペンを作り上げること」でした。それを叶えるための第一歩が、画期的なインク供給システム「ラッキー・カーブ」の開発。カーブしたペン芯の後部が胴軸内側に密着し、毛細管現象によって、一定量のインクがペン先に供給されるシステムのことを指しています。このラッキー・カーブ以前は、インク漏れをはじめとしたトラブルが続出していたそうですが、このシステムが生まれたことで、インクのボタ落ちや噴き出し防止の役割を果たすようになりました。

1888年:インク漏れを防ぐインク供給システム「ラッキー・カーブ」を開発
1921年:フウキンチョウのような美しい色合いの「デュオフォールド」を発売
1930年:ブランドの象徴、「矢羽クリップ」が誕生。「矢羽クリップ」には、「未知の分野に挑戦し、新たな可能性を探し求める志の高い人々の道標でありたい」というメッセージも込められている
1941年:世界で最も愛されるペンと称された「パーカー51」が誕生
1954年:パーカーの初代ボールペン「ジョッター」が完成
1962年:故エリザベス女王から「ロイヤルワラント」の認定を受ける
1964年:創業75周年を記念して発売された「パーカー75」に「シズレパターン(格子模様)」を採用
1993年:パーカーの優美さの代表「ソネット」発売

そのほかの大きな出来事はこんな感じ。ちなみに1962年に受けた「ロイヤルワラント」とは、英国王室ご用達の意味。品質を認められたもののみに与えられており、今なおその称号を保持し続けています(5年ごとに厳しい審査が行われているとのこと!)。英国王室にも一目置かれる逸品は、まさに安心の品質と実用性を兼ねそろえた1本。万年筆界の王道と言っても過言ではありません。もちろん初めて万年筆を待ちたい人にもおすすめです。

この記事のタグ

この記事を書いた人

黒川 すい

ライター黒川 すい

アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集と喫茶店巡り。

執筆記事一覧


Website:https://monomax.jp/

モノマックスの記事をシェアする

関連記事