ホンダの軽商用バン「N-VAN（エヌバン）」と軽スーパーハイトワゴン「N-BOX JOY（ジョイ）」の全国メーカー希望小売価格が改定されることになった。原材料価格や物流費などの世界的な高騰によるもので、新価格での受注は5月26日から全国のHonda Carsで開始される。N-VANは8月1日、N-BOX JOYは10月2日より新価格でそれぞれ販売される。
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よりシンプルかつ積載性に優れた新しい時代の軽商用車「N-VAN」
ホンダ N-VANは日本のプロフェッショナルを支える「軽バン新基準」を目指して、Nシリーズのプラットフォームとパワートレーンを活用して開発された、4ナンバー登録の軽商用車。助手席スライドドアはセンターピラーレスで、助手席ドアと同時に開放した時の開口幅は1580mmに達する。さらに助手席と後部座席は荷室床面と同じ高さに格納可能で、リアハッチからダッシュボードまでの床面を完全フラットにできる。
スタイルはスーパーハイトワゴン「N-BOX」に近いが、ウィンドウ形状など、よりシンプルかつ積載性に優れた形状に仕上げられているのが特徴で、商用車ではあるが、ビジネス以外の用途にも対応する「ファン」も用意され、一般ユーザーから人気も高い。
N-VANは2018年にデビューし、2024年にはアウトドアスタイルの特別仕様車「スタイル+ネイチャー」を追加するなど一部改良が加えられ、さらに人気を高めている。
N-VANの新しい車両価格は次のとおり。
■ホンダ N-VAN ラインナップ（メーカー希望小売価格は税込み）
- G（6MT/CVT）：￥1,392,600
- L（CVT）：￥1,541,100
- ファン（6MT/CVT）：￥1,835,900
- ファン ターボ（CVT）：￥1,959,100
- G（4WD 6MT/CVT）：￥1,525,700
- L（4WD CVT）：￥1,674,200
- ファン（4WD 6MT/CVT）：￥1,969,000
- ファン ターボ（4WD CVT）：￥2,092,200
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ（日本自動車ジャーナリスト協会）会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中！
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