先進技術と大胆なデザインで新しいG-SHOCK像を生み出していく!
ソフト設計から時計事業へと異動し、この「GA-V01」が時計で企画開発を統括した最初のモデルだという須藤さんは、「G-SHOCKの本質を改めて打ち出した」と想いを述べてくれました。
「G-SHOCKは何度もムーブメントを起こし、オリジンである『5000』をはじめ、多くの方から愛されてきました。一方で『若者の時計離れ』という風潮もあり、世の中で時計そのものの関心が薄れてしてしまっているという懸念も感じています。その中で、私たちは改めてG-SHOCKの本質である『タフネス』を見つけ直し、ゼロベースで再構成することで、改めて魅力が伝わるような製品を作りたいと考えたんです」
そうした折、画期的なマグネティックホールディング構造が確立したとの報が届き、G-SHOCK史上最大クラスのアナログ針を搭載。
また、大型の液晶ディスプレイを文字盤に据え、生物の目を思わせるようなフォルムにかたどったりインジケーターを組み合わせたりというインパクト大なアプローチも実現しました。
「中央と9時位置に設けた穴からシャフトを通しているのですが、液晶ディスプレイに2つの穴を空けたのもG-SHOCK初。本来、穴があるほど耐久性が落ちてしまうのですが、最先端の研究成果によってG-SHOCKの品質基準を満たすことに成功しています」
このほかにも、モジュールを保護するセンターケースをベゼル・バンド一体構造の外装パーツでカバーした耐衝撃構造や、球面ガラスを用いたインパクトのあるフォルム、大容量電池の採用と低消費電力化で約10年を記録した電池寿命など、多数の先進技術が搭載されています。
「私たちはこれからも進化し続け、新しいG-SHOCK像を作っていかなければならないと考えています。『GA-V01』もそのひとつ。これまで時計を使っていなかったという人も、ファッションのいち要素として取り入れいていただいて、時計がある生活を楽しんでいただきたいですね。最初の一歩として手にとっていただけると、とてもうれしいです」
G-SHOCKの新しい歴史が、ここからはじまります!
問い合わせ:カシオ計算機 お客様相談室
TEL:0120-088925
公式webサイトはコチラ
取材・文・撮影/横山博之
この記事の画像一覧
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事