モノ&サービスの最新情報をお届け!MonoMax(モノマックス) Web

最新号のご案内

モノマックス 2025年9月号

2025年8月7日(木)発売
特別価格:1,390円(税込)

最新号を見る

モノマックス最新情報をSNSでチェック!

  • MonoMax8月号 付録 Teva テバ トートバッグ
  • MonoMax Web YouTubeチャンネルはこちら!
  • MonoMax Web 友達登録でLINE NEWSに登録!
  • MonoMax 公式X(旧Twitter ) 毎月豪華プレゼントキャンペーン実施中!
  • MonoMax メールマガジン 登録はこちらから
  • 【公式】雑誌smart(スマート)
  • 【公式】田舎暮らしの本

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

キーワードで検索

「この技術がすごい」針をシャフトに固定しない!? “話題のG-SHOCK GA-V01”で初採用されたマグネティックホールディング構造の誕生秘話を開発担当に聞いた

執筆者:

先進技術と大胆なデザインで新しいG-SHOCK像を生み出していく!

「G-SHOCKの本質を改めて打ち出した」ソフト設計から時計事業へと異動し、この「GA-V01」が時計で企画開発を統括した最初のモデルだという須藤さんは、「G-SHOCKの本質を改めて打ち出した」と想いを述べてくれました。

「G-SHOCKは何度もムーブメントを起こし、オリジンである『5000』をはじめ、多くの方から愛されてきました。一方で『若者の時計離れ』という風潮もあり、世の中で時計そのものの関心が薄れてしてしまっているという懸念も感じています。その中で、私たちは改めてG-SHOCKの本質である『タフネス』を見つけ直し、ゼロベースで再構成することで、改めて魅力が伝わるような製品を作りたいと考えたんです」

そうした折、画期的なマグネティックホールディング構造が確立したとの報が届き、G-SHOCK史上最大クラスのアナログ針を搭載。

大型の液晶ディスプレイ文字盤に据え、生物の目を思わせるようなフォルムにかたどったまた、大型の液晶ディスプレイを文字盤に据え、生物の目を思わせるようなフォルムにかたどったりインジケーターを組み合わせたりというインパクト大なアプローチも実現しました。

液晶ディスプレイに2つの穴を空けた「中央と9時位置に設けた穴からシャフトを通しているのですが、液晶ディスプレイに2つの穴を空けたのもG-SHOCK初。本来、穴があるほど耐久性が落ちてしまうのですが、最先端の研究成果によってG-SHOCKの品質基準を満たすことに成功しています」

このほかにも、モジュールを保護するセンターケースをベゼル・バンド一体構造の外装パーツでカバーした耐衝撃構造や、球面ガラスを用いたインパクトのあるフォルム、大容量電池の採用と低消費電力化で約10年を記録した電池寿命など、多数の先進技術が搭載されています。

「私たちはこれからも進化し続け、新しいG-SHOCK像を作っていかなければならないと考えています。『GA-V01』もそのひとつ。これまで時計を使っていなかったという人も、ファッションのいち要素として取り入れいていただいて、時計がある生活を楽しんでいただきたいですね。最初の一歩として手にとっていただけると、とてもうれしいです」

G-SHOCKの新しい歴史が、ここからはじまります!

問い合わせ:カシオ計算機 お客様相談室
TEL:0120-088925
公式webサイトはコチラ

取材・文・撮影/横山博之

この記事の画像一覧

  • 「GA-V01」で初採用した「マグネティックホールディング構造」でG-SHOCKの可能性が広がる
  • 「GA-V01」の開発に携わった「GA-V01」の開発に携わった水津さんと須藤さん
  • G-SHOCK GA-V01 各¥21,450(税込)
  • マグネティックホールディング構造
  • 「マグネティックホールディング構造」の仕組み
  • 落下した瞬間、長針が勢いよく反時計方向に回っていく
  • 「GA-V01」で使われているシャフト
  • 勢いよく手に打ち付けて衝撃を与えると、一瞬長針がグルンと動いてリリースされ、すぐに正しい位置へと戻って来る
  • 「G-SHOCKの本質を改めて打ち出した」
  • 大型の液晶ディスプレイ文字盤に据え、生物の目を思わせるようなフォルムにかたどった
  • 液晶ディスプレイに2つの穴を空けた

この記事の画像一覧を見る(11枚)

123

この記事のタグ

この記事を書いた人

横山博之

ライター横山博之

カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。

執筆記事一覧


Website:https://monomax.jp/

モノマックスの記事をシェアする

関連記事