「熱中症対策は梅雨の今から始めないと遅い!?」ポカリの販売元・大塚製薬に“正しい熱中症対策”について聞いてみた

熱中症の「勘違い」……水分を取ればいいわけじゃない!?

熱中症対策として「水分をこまめに取りましょう」ということはよく耳にしますが、実はただ水分さえ取っていればよいということではないようです。

「発汗時には失われる水分と共に電解質（イオン）の補給として、イオン飲料「ポカリスエット」をおすすめしています。イオン飲料は、体液に近い成分を適切な濃度で含んだ電解質溶液のため、体内にすばやく吸収されます。また、水に比べて身体の外に排出されにくく、長い時間にわたって身体を潤し続けることができます」（大塚製薬）

汗をかいた時の水分補給は、なにを飲むかも大切だそうで、大量の水やお茶などを一度に摂取すると、かえって体内の電解質（イオン）バランスを崩して体調が悪くなってしまうこともあるといいます。大量に汗をかいた後、電解質を含まない水などを飲み続けることで体液が薄まり、体液の量が回復していないにも関わらず、のどの渇きが止まってしまいます。

そして、のどの渇きがなくなるとそれ以上水などを飲みたくなくなり、体液の量が元に戻らずに脱水状態になってしまうことも……。ポカリスエットなどのイオン飲料は体液に近い成分でできているので、体液を薄めずにそのまま飲み続けられることで体液の量を回復することができるというわけですね。