第3世代となる新型「日産リーフ(LEAF)」がグローバル向けに発表されて、話題を呼んでいる。新型ではハッチバック的なスタイルからクロスオーバー風スタイルに変身、EVパワートレーンも新開発されて国内WLTC基準で600km(米国EPA基準で最大303マイル)の航続距離を実現しているという。新型「リーフ」は、2025年秋に米国での販売開始が予定されており、その他の地域でも順次展開される。日本仕様に関しては発表時期も含めてアナウンスされていない。
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「人気のクロスオーバーSUVがさらに精悍に」フォルクスワーゲンから限定車“T-Roc R ブラックスタイルパフォーマンス”が登場
使いやすく空力にも優れたデザインなどEVライフが楽しめる機能を多数搭載
「日産リーフ」は2010年の初代モデル発売以来、15年間でグローバルで約70万台を販売されてきた、日産のコンパクトBEV(バッテリー電気自動車)。初代と現行型の2代目はコンパクトハッチバック的なスタイルだったが、新型ではクロスオーバースタイルに刷新された。
初代と第2世代はBEVの普及に大きく貢献したが、第3世代となる新型は現在EVを所有するユーザーだけでなく、エンジン車から代替する選択肢になることを目指し、航続距離の大幅な向上や充電速度の改善に加え、より多くのユーザーにEVライフを楽しんでもらえるよう、使いやすく空力にも優れたスタイリッシュなデザインとしている。
プラットフォームにはCMF-EVを採用し、室内はフラットなフロアと開放感ある足元空間を実現。12.3インチまたは14.3インチのデュアルスクリーン(グレードや地域により異なる)を統合した一体感のあるモノリススタイルのインテリアデザインを採用した。
また、日産として初めて採用された調光パノラミックガラスルーフも注目の装備。調光パノラミックガラスルーフは、電子調光技術によってガラスの透明度を変えることで室内に入る光の量をボタンひとつで調整することができ、年間を通じて快適な室内環境を実現する。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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