F1譲りのテクノロジーを街中で堪能できる喜び
E-ETCHはマイチェン前からの仕様変更はなし。MTベースということで、ハイブリッドながらダイレクトな乗り味が特徴だ。組み合わされるエンジンは1.6Lながら総合的にはパンチもあって、気持ちいい走りが楽しめる。
下が収納になっていて浮いたように見えるのがフライングセンターコンソール。シフトは人間工学に基づいたもので、操作性と握りの良さを追求している。
E-TECHはかなり複雑な機構をもつ。電子制御のドッグクラッチを採用しているのがポイントで、12通りもの変速を行なう。走行性能と省燃費を両立させたF1譲りのテクノロジーだ。
E-TECHとマイルドハイブリッドの外観上の違いはバッジの違いのみとなる。
E-TECH自体の仕様は変更なしだが、E-SAVEという省燃費制御が今回プラスされた。その結果、WLTCモード燃費22.8km/Lから23.3km/Lへと向上している。輸入車SUV燃費ナンバー1をキープ。
一方のマイルドハイブリッドは日本車にもよくある発進・加速時にモーターがアシストするというシンプルな構造となっている。それでも17.4km/Lという燃費は立派。1.3Lターボは158psを発揮して、パンチのある走りを楽しむこともできる。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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