「懐かしのカセットテープを再び」往年の名ブランドから音質特化モデルまで！いまだ現役の“注目カセットプレイヤー”を徹底解説

2. 全盛期の音質を求めるなら「FIIO渾身のプレーヤー一択」

今どきのポータブルオーディオには珍しく、Bluetooth非搭載、再生専用というストイックなモデル。電源も内蔵リチウムイオン電池のみで、USBタイプCはこの充電のみに使われる。機能を絞り音質に全振りしているのだ。

世界でこうしたカセットメカを製造しているのは中国のサプライヤーだけ。FIIOも同じ中国のブランドだけあって、細かく仕様をオーダーし、高性能化を可能にしている。

高音質を叶える磁気ヘッド

音に対するFIIOのこだわりはすごい。音質を決めるヘッドは、ヘッド専門工場に独自のスペックをオーダーしたうえ、完成品をチェックしてよい性能のものだけを抜き出して使用しているという。

約13時間の長寿命バッテリー

USBタイプCで充電する内蔵リチウムイオン電池は1800mAhの大容量のもの。普通の音量であれば最大13時間もの長時間再生が可能だ。ハイパワーな電池のおかげで、安定した再生が楽しめる。