Q2.新商品の味はどうやって決めているの?
A.新商品は月に3~4品、年間で約50点発売しています。大まかな開発のプロセスは、毎月、新商品の候補となるアイデアを20~30個出し、社内で役員を含めて試食会を行います。そこで味やコンセプトなどを検証し、OKが出たものを営業会議のプレゼンに回すというイメージです。新商品候補のネタは社内で考えているのですが、社長の丸橋がかなりのアイデアマンでして、ほぼ社長がネタを考えているという感じです。
ちなみに「超大盛」シリーズを考えたのも丸橋です。コンビニでペヤングとおにぎりを買う人を見かけて、このおにぎりの売上を取り込めないかと考えたのが「超大盛」です。その後、丸橋が「超大盛」とおにぎりを買う人を見かけたことで、まだ足りないと「超超超大盛GIGAMAX」を発売し、YouTubeで「GIGAMAX」を複数個食べる動画を見つけて、もう限界までいこうと考えたのが「ペタマックス」になります。
Q3.公式偽物や異業種コラボ自由なのは社風?
A.新しいことに挑戦しやすい雰囲気と、実行するスピード感がある会社だと思います。オープンな雰囲気があるので、社長の丸橋と従業員の距離が近く、直接社長に相談したり、新商品についてアドバイスをもらったりしやすいです。公式偽物「ペヨング」は、ペヤングを特売したいという声を多くいただいたのがきっかけです。弊社としてはペヤングの値段を下げることはできなかったので、ならば安価な偽物を作ったら面白いのでは?という経緯で誕生しました。
また、ペヤングの名前をどんどん広めていきたいので、即席麺カテゴリー以外のコラボのお話も、なるべく受けるようにしています。ペヤングが今年発売50周年、2029年には弊社が創業100年になるので、それまでに愛されるペヤングを全国すみずみまで広めていきたいです。
MonoMax WebでPV数年間1位を獲得!
MonoMaxのWEB版「MonoMax Web」でもペヤングは大人気!「ペヤング ソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」を実食レビューした記事は、2018年の年間記事ランキングで1位を獲得! 編集部内でも「やっぱりみんなペヤングが大好きなんだ!」と改めて実感した。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター金山 靖
文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事