前回の記事「老化を抑制できる再生医療って?」その効果はホンモノなのか!“世界最先端の検査”を受けてみた[前編]で、最先端の再生医療、抗加齢医療を研究、実践する東京リライフクリニックで幸太さんが受けた「エピジェネティッククロック検査」の結果を報告。その内容は驚くほど詳細かつ有益なものだった!
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生物学的年齢と老化スピードが判明!?
前回、老化抑制や若さを保つのに効果があるといわれる再生医療について、「東京リライフクリニック」を取材。モデルの幸太さんに、今世界が注目する「エピジェネティッククロック検査」を受けてもらった。
この「エピジェネティッククロック検査」とはDNAに付加された科学的なマーキング(エピゲノム)を調べることで、遺伝子の働き方の変化や老化の進行度を評価するもので、生物学的年齢を評価する上で、現在学術界や産業界で最も有望かつ有効な方法であるとされているのだ。
そして待つこと1カ月。検査結果が出たと連絡を受け、再び「東京リライフクリニック」を訪れた。
検査報告書は42ページにも及び、医療に詳しくない人にもわかりやすいよう、各項目の評価や解説が丁寧に記されていた。
石川先生の説明によると、「幸太さんは暦年齢よりも生物学的年齢が4歳若く、老化スピードも0.95なので遅い。健康的なライフスタイルが実践できている」とのこと。「内心ドキドキでした」という幸太さんもご満悦だ。
この他にもエピジェネティックに基づく様々な健康指標が評価され、石川先生を最も驚かせたのが「テロメア長」だ。テロメアとはDNAの両端を保護するキャップのようなもので、細胞が分裂するたびに短くなっていく。このテロメアの長さで寿命や加齢性疾患のリスクが推察できると考えられており、幸太さんの「テロメア長」はすこぶるよい評価となり、先生曰く「加齢性疾患のリスクが低く、長寿が期待できる」とのこと。
ただし、免疫機能、慢性炎症、腎機能とリンクした「血中β2マイクログロブリン」の評価が平均を下回っており、「免疫機能の低下や慢性炎症を起こしやすい」ともアドバイスを受けた。
再生医療、抗加齢医療分野で高い評価を受ける総院長の石川正志先生から、検査結果の説明、抗老化のアドバイスを受ける。
結果を受けて、幸太さんは「自分がどのような遺伝子の発現があるのかがわかり、常に変化する現在のリスクを知ることができました。自由診療なので高額(27万5000円)になってしまいますが、若さを保ち、健康で暮らすためにも価値ある内容だと思います!」と、大満足の研究成果となった。
この日は疲労回復や老化防止など様々な症状改善が期待できる幹細胞培養上清液(ヒト由来)を点滴してもらった。
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この記事を書いた人
ライター岡藤充泰
ファッション、カバン、革小物、クルマ、家電などあらゆるジャンルに精通する、この道30年以上のベテランモノライター。プライベートではキャンプと車をこよなく愛する。
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お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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