「そうだ 京都、行こう。」 青もみじ、すだれ越しの光、ひんやり縁側…“しつらえの美”で心を整える、初夏の京都旅スポットを巡ってみた
執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子

今年で31年目を迎える「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン。2025年のテーマは、“初夏のしつらえ” です。でも正直、「しつらえって何?」って思いませんでしたか?(私は思いました)。調べてみると、季節や空間に合わせて暮らしを整える、日本ならではの美意識のこと。昔の人は、季節ごとに空間に手を入れて、心にも余白をつくっていたんですね。そんな文化が、今もちゃんと残っているのが京都。町家の一室に入るやわらかな光、風にゆれる簾(すだれ)、ひんやり涼しい縁側、青もみじの美しさ……。そんな風景にふれるだけで、なぜか心までスッとほどけてくるから不思議です。
今回のキャンペーンでは、そんな“初夏のしつらえ”を体感できる特別プランが目白押し。普段は入れない寺院や町家、会員限定の体験など、どれもプレミア感たっぷりです。実際に一足早く訪れてきましたが、人混みとは無縁の“京都らしさ”を満喫。気づけば、普段あまり向き合えていなかった自分の心が、ふっと軽くなっていた気がします。忙しい毎日にちょっと疲れたら、しつらえの美と静けさにふれる旅、いかがでしょう?
CONTENTS
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#01 華やかさと静けさが調和する、初夏の“しつらえ空間”へ。『妙心寺 天球院』




天井を見上げて、静かに手を合わせたくなる、そんな空間でした。こうした血天井は、京都のいくつかの寺院にも残されているそうです。



※写真は特別な許可を得て撮影したものを含みます。二次利用や転載はお控えください。
妙心寺 天球院[みょうしんじ てんきゅういん]
住所:京都府京都市右京区花園妙心寺町46
TEL:075-462-9041
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この記事を書いた人
ライター・エディター鈴木恵理子
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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