スズキ初のバッテリーEV(BEV)である「e ビターラ」の先行情報が、7月10日よりスズキのオフィシャルサイトで公開されて話題となっている。「e ビターラ」はインドで生産される世界戦略車で、2024年11月にイタリア ミラノでワールドプレミアされ、2025年1月にはインドで量産モデルが初公開されている。インド、欧州を皮切りに、世界各国の市場に導入される計画で、いよいよ日本導入も秒読み段階に入ってきた。
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日本のEV市場に大きな影響を与える価格設定に期待
「e ビターラ」は、EVとしての洗練さと先進性、SUVの力強さと多機能性を併せ持つクロスオーバーフル電動SUV。ボディサイズはBセグメントクラスとコンパクトで、EV専用に新開発された「ハーテクトe」プラットフォームを採用し、1モーターのFWDと2モーターの4WDが設定される。
概要はインド国内仕様に準じると思われるが、現段階では装備や車両価格などの詳細は公開されていないが、スズキでは、随時専用サイトに掲載していくという。日本市場ではなかなかEVの普及が進まないが、この「e ビターラ」の登場で大きく変わるのではと期待される。
新型「e ビターラ」専用サイト https://www.suzuki.co.jp/car/evitara/
文/近藤暁史 写真提供/スズキ
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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