2022年:高度な設計ノウハウを詰め込んだ家庭用布団「GOOD SLEEPING」誕生
近江真綿布団の縫製工場として生まれた歴史とナンガマウンテンラボラトリーによる研究成果をかけ合わせ、新たな寝具シリーズとなる「GOOD SLEEPING」を発足。これまでのノウハウを家庭用の布団に詰め込んだもので、2021年に掛け布団とそのカバーから展開が始まった。
革新的なのが掛け布団そのものの保温力にバリエーションを持たせ、想定使用環境ごとの差別化を図ったこと。アウトドアと同じく、家庭でも室内の気温に応じて布団を選ぶという考え方に基づいたものだ。
またキルト構造も多彩で、使用者の体型や好みに応じて複数の選択肢が用意されている点も特徴。現在はダウンブランケット、コットンブランケット、シーツ、ピローケースとラインナップを拡充し、快適な眠りを提供している。
ナンガ
掛け布団シングル
¥66,000
羽毛のかさ高を活かすためキルトのマチを通常よりも高くした、最もスタンダードな羽毛布団。1.2kgのリサイクルダウンダウンが使われ、室内気温が10℃前後での使用の際に快適に過ごせるよう設計されている。
ナンガ
ダウンデュベット シングルデラックス(ペンタゴン)
¥110,000
ペンタゴン(五角形)のキルトを採用し、首周りと足元付近のキルト幅を大きな台形構造にし、多めにダウンを封入することで重さを持たせ冷気の侵入を防止。封入したダウンは760フィルパワーを誇るスペイン産ダックダウン90-10%
冷気の侵入防止や体へのフィット感などを研究しつくした結果、様々なキルト形状を開発。就寝する長い時間、快適な眠りを保つ。
一部の製品にはリサイクルダウンを採用。回収したダウン製品の原料を洗浄して再利用したもので、サステナブルにも貢献している。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事