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「日高屋で一番“原価率が高いメニュー”は…」競合は中華チェーンではなく“サイゼリヤ”!? 日高屋社長が語る衝撃の事実とは

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原価率を考えると生ビールは飲んでほしくない!?

ちょい飲みが魅力!日高屋といえば「ちょい飲み」も魅力。ビールやハイボールは安く、少しずつ頼める少量おつまみも豊富です。さらに中華そば・餃子・生ビールの3商品を注文しても1,070円(注:生ビール×ハイボール祭りの期間中)。中華そばと餃子は一緒に頼めば700円というセット価格も魅力です。実際、日高屋の平均客単価は約1,000円だといいます。

「でもね、日高屋の中で原価率が一番高いのは生ビールなんです。生ビールはどこで飲んでも味は同じですが、異なるのは価格。日高屋は定価390円で提供していますが、他ではあまりない安さだと思います。しかしその価格で出すとあまり言いたくないのですが、50%以上が原価になっちゃうんですよね……」(青野氏)

生ビール経営的には本当はあまり飲んでほしくないはずですが、しかし7月から開催している「生ビールvsハイボール祭」の期間中ではさらに生ビールの価格を20円引きにしている日高屋。昨年まではハイボールの値引きがない「生ビール祭」だったことを考えると今年はハイボールを注文する客も増えたようですが、さらに生ビールの原価率を上げるキャンペーン、本当は痛手なんでしょうか。

日高屋の餃子「原価率だけで言えばそうですけど、お客様は生ビールだけを飲む方はほとんどいません。一緒に餃子などの料理も頼んでくださるので、相乗効果がありますよ。原価率は低ければ良いのかといえばそういうことではありません。最終的な利益のことを考えれば売上を上げるほうがプラスになりますし、原価率を下げればそれだけお客様は減ってしまう。日高屋としてはお客様がお得になってくださり、その後2回でも3回でも来てくださる方が良いんです」(青野氏)

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この記事を書いた人

松本果歩

ライター松本果歩

インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。

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