日本三大清流のひとつ、岐阜県を流れる「長良川」。その清らかな水は、古くから人々の暮らしや文化を支えてきました。今回の旅は、上流の郡上市から中流の岐阜市周辺まで、長良川沿いをぐるっと楽しむ2日間。400年以上続くユネスコ無形文化遺産「郡上おどり」をはじめ、清流が育む鮎料理、千年の歴史を持つ美濃和紙、皇室ゆかりの鵜飼、鎌倉時代から続く関の刃物文化など、“清流がつないだ伝統カルチャー”を次々と体験してきました。豊かな水に恵まれた岐阜ならではの夏旅。必訪の6スポットをご紹介します!
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「映画はファンへの贈り物」『仮面ライダーガヴ』を支えた2本柱!主演とメイン監督がこの1年の熱狂を振り返る【BEAMS特撮部】
#01 夏の天然クーラー!「阿弥陀ヶ滝」で涼を浴びる
長良川の源流近く、郡上市白鳥町の「阿弥陀ヶ滝(あみだがたき)」。落差約60mの直瀑が緑の木々の間を豪快に流れ落ちる光景は圧巻!水音と水しぶきが森に響き渡り、東海屈指の迫力です。
「日本の滝100選」や「岐阜県名水50選」にも選ばれ、滝の北側には昼でも暗い洞窟があります。かつて白山中宮長滝寺の僧侶がここで修行し、護摩を焚いたときに阿弥陀如来が姿を現したことからこの滝の名前がつけられたそう。名前の由来もなんだかありがたいですね。
駐車場から滝壺までは石畳の遊歩道を約10分。歩くのにもちょうどいい距離でした。
木漏れ日が差す森の中、澄んだ空気と透明感のある水に包まれて進んでいくと、目の前にドーンと現れる滝の迫力に圧倒! 真夏でもひんやり涼しく、マイナスイオンを全身で浴びながら、自然の偉大さを実感。天然の避暑スポット、最高でした。
『阿弥陀ヶ滝』
住所:岐阜県郡上市白鳥町前谷
TEL:0575-82-5900(白鳥観光協会・火曜定休)
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この記事を書いた人
ライター・エディター鈴木恵理子
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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