#04 800年の刀鍛冶文化!「関鍛冶伝承館」で技に触れる
郡上八幡の熱気を楽しんだ翌日は、長良川の恵みが育んだ関の刃物文化へ。『関鍛冶伝承館(せきかじでんしょうかん)』では、鎌倉時代から続く刀鍛冶の技や、地元で磨かれた刃物の世界を気軽にのぞけます。月に一度、700年以上続く関鍛冶の卓越した伝統の技法を受け継ぐ現代の刀匠たちによる、古式日本刀鍛錬実演を一般公開しています。
館内には日本刀がずらりと並び、重さを体験できるコーナーも。実際に持ってみると想像以上のずっしり感で、「こんな刀を振り回していた侍って筋肉マッチョすぎ…!」とびっくりしました。
あと驚いたのは、一振りの刀に何人もの職人が関わること。それぞれ専門分野で作業を分担し、初めてひとつの日本刀が完成すること。その奥深い分業の技術は、刀にあまり興味がない人でも「へぇ〜!」と感心してしまうはず。
関鍛冶伝承館から徒歩3分の『岐阜関刃物会館』にも立ち寄らせてもらいました。包丁・ハサミ・ナイフ・爪切り・彫刻刀・模造刀など2,000点以上の「関の刃物」を市価の10%~20%引き程度(一部商品を除く)でゲットできます!包丁だけで370種類もあって、料理好きにはたまらない! キッチンに一本欲しいなと物欲が刺激されました。
『関鍛冶伝承館』
住所:岐阜県関市南春日町9-1
TEL:0575-23-3825
入館料:大人300円、高校生200円、小中学生100円
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この記事を書いた人
ライター・エディター鈴木恵理子
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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