冷凍とは信じがたい「こんな美味しいワンタン初めて食べた」カドヤ食堂
早速そんなこだわりのつまった2商品を食べてみたいと思います。イオン系列の大型スーパーに売られていることが多いようで、筆者は「@フローズン」で発見!
キンレイ
お水がいらないプレミアム カドヤ食堂ワンタンめん
¥458(税込)
まずは「カドヤ食堂」です。パッケージが金色でプレミアム感がすごい。
外袋を開けると麺&スープ&具材がひとつになったものに、別添えで海苔が入っていました。
この3層になっているところが「キンレイ お水がいらないシリーズ」のすごいところですが、今回カドヤ食堂のポイントとなるワンタンは、なんと麺とスープの間に挟まった状態で凍らせていました。この位置にあるのは、ワンタンが崩れにくくなるためだそう。
作り方は誰でも間違えることがありません。お鍋に麺&スープ&具材を入れて火にかけるだけ。お水をいれたり、具材を足したりする必要がないので、手軽なのはもちろんですが「水の分量を間違えた!」「具材のチョイスがベストではなかった!」ということもなく、失敗する確率が限りなくゼロに近いのです。
まずはお鍋に入れ、弱火で30秒ほど加熱します。
スープが溶けだしたら強火で5分30秒ほど加熱します。
時折優しくほぐしながら加熱します。すごいのは、3層になっているのでまずスープが溶けていき、その後麺が溶け、最後に具材が溶けるという計算された順番です。この順番で火が通ることですべてがちょうどよい火の入り方になり、食感や味わいがお店クオリティに仕上がるというわけ。
最後にぐつぐつと煮立ってきたら完成のサイン。お皿に移しましょう。別添えの海苔もトッピングします。
スープは、カドヤ食堂では厳選醤油をブレンドし鶏・豚・魚介は素材ごとに炊きだす時間や温度を変えて旨味と甘みを引き出した奥深い味わいが有名だそうです。キンレイのものはどこまでその製法を再現しているのかわかりませんでしたが、澄んだ醤油感には奥行のある旨味を感じます。
チャーシューは薄いのにじゅわっと脂感があります。
麺は北海道産小麦100%使用し、特殊製法の「きたほなみ」を主役にしているといいますが、細くちゅるんと食感が良いです。
そして主役ともいえるワンタンは冷凍とは思えないほど繊細な食感!カドヤ食堂ではワンタンの皮には全国で数軒しか扱えない小麦粉「はるゆたか」の特等粉を使用しているそうですが、さすがにそのまま再現は難しかったようで、キンレイのものは北海道産小麦粉を3種配合したものを使用しているといいます。それでも、今まで食べたワンタンの中で一番おいしいかも!それが冷凍とは信じがたいです。
筆者はカドヤ食堂に行ったことはありませんでしたが、「冷凍食品のものでも美味しいのだから、お店はこれよりも美味しいに違いない」と確信、いつか訪れることができたらいいな、と思いました。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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