最新G-STEELはスマホ連動!独創的なディスク針もおもしろい!
シリーズ初のアナログ表示によるクロノグラフデザイン!
異素材を組み合わせたベゼルによって新たなタフネス構造を実現し、G-SHOCKの看板シリーズとなった「G-STEEL」。最近では、ダウンサイジングを果たした「GST-W300」や、冬らしいスノーホワイトの新色「GST-W300-7AJF」が話題を集めました。そして、新たに投入される「GST-B100D」では、G-STEEL初のアナログ表示によるクロノグラフと、Bluetooth接続によるモバイルリンク機能という新要素を搭載しました。
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歴代のG-STEELは、アナログ針と3カ所のデジタル表示を備えたデジアナタイプでしたが、今作ではアナログに統一したタテ目のインダイヤルデザインを採用。より精悍な雰囲気を表現しました。
最大の特徴が、9時位置に搭載されたこのディスク針。ジェットエンジンなどのブレードからインスパイアされたもので、高トルクのデュアルコイルモーターによって力強く回転します。ブレードの下にはアクセントカラーを塗布。これによって、ストップウォッチが動作中であることやアラームのON/OFF、バッテリー充電残量、タイマーの残り時間を示します。細かな数値を表示できるわけではありませんが、リアルなパーツがグイグイ回転する様は非常に気を引くもので、情報が直感的に伝わります。
12時位置には、モードや曜日を表示する針が。これもメカニカルな印象を与える独特の形状で、G-STEELの力強い世界観を演出します。
今作では、樹脂の緩衝パーツをケース内部に配置する「新レイヤーガード構造」を採用しています。また、高密度実装技術によりモジュールの小型・薄型化が可能になり、ケース厚は「GST-W110D」の16.1mmと比べ2mm薄い、14.1mmになりました。見た目的にも樹脂パーツが見えなくなることで、メタル感が強調されています。
ケース径は53.8mmと迫力のあるサイズ。確かな主張がありながら、樹脂パーツの不可視化とケースの薄型化から、従来モデルよりもスッキリした印象です。ブラック文字板×シルバーケースにゴールドを差したカラーリングも、高級感を漂わせます。
モバイルリンクでさまざまな便利機能を使いこなしやすい!
デザインもすばらしいのですが、モバイルリンク機能も極めて便利です。
モバイルリンク機能とはBluetoothでスマホと連動させ、アプリを介してさまざまな機能を実現できるもの。左下に、スマホと連動させるための専用ボタンを備えています。
こちらは専用アプリ「G-SHOCK Connected」の画面。ガイドを参考に、時計を登録します。
G-SHOCK Connectedを使えば、ワールドタイムの設定やホームタイム/ワールドタイム表示入替もカンタン。アプリ上でマップを動かしたり、都市を検索してタイムゾーンを決めたら、「この都市を時計に設定する」とタッチするだけですぐにワールドタイムを設定できます。
「あれ、スマホどこに置いたっけ?」というありがちなシーンでも、活躍。右下にある「FIND」ボタンをプッシュすれば、マナーモードに設定されていても強制的にスマホの音を鳴らし、所在を確認できます。
そのほかにも、バッテリー残表表示やアラーム、タイマーの設定、自動での時刻修正、タイムゾーンの変更やサマータイムの導入/廃止など最新データへのアプデートなどに対応。アプリのインターフェースも優秀で、直感的でわかりやすい操作が可能です。
また、Bluetoothでスマホと連携できる時計の多くは、4~6カ月ごとに電池交換が必要になるものが多いのですが、今作は光を動力に変えるタフソーラーに対応。スマホ連動でも定期的な電池交換なしに安定した駆動を実現するのは、大きな魅力です。
アナログ式クロノグラフデザインとモバイルリンクという、新たな武器を身につけた新型G-STEEL。シリーズの人気は留まることを知りません。
サイズ58.1×53.8×14.1mm●質量185g●耐衝撃構造●タフソーラー●20気圧防水機能●モバイルリンク機能●デュアルタイム:ホームタイムの時刻入替機能●ストップウォッチ●タイマー●時刻アラーム5本●バッテリーインジケーター表示●パワーセービング機能●フルオートカレンダー●LEDライト
カシオ計算機 お客様相談室
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http://g-shock.jp/
取材・文・撮影/横山博之 写真提供/カシオ計算機
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