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【秀逸すぎる復活リュック】90年代の熱気が蘇る!ザ・ノース・フェイス「キンカジュー」個性的デザインと実用性の高さに驚き/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.129
執筆者: 編集長/奥家慎二
背負い心地を高めるための工夫が充実していた!
この他にもザ・ノース・フェイスらしい優秀さを感じるポイントがありました。
よかったのは背負い心地です。体のラインに合わせて設計したという厚みのあるショルダーハーネスが使われていて、優れたクッション性とフィット感がありました。無段階で調節できるチェストストラップもあり、ハーネスが肩からずり落ちるのを防いでくれます。さらに個人的にうれしかったのが、左右のハーネスにDリングが付いていること。スマホが入るポーチや本格的な登山でも使われるフロントバッグなど、別の収納製品を取り付けるアタッチメントとして役立ちます。
バックル付きのサイドコンプレッションを装備しているのも、背負い心地を高めるポイントです。バッグ内に重い荷物を入れ、歩行中に内部で暴れたりするようなら、このコンプレッションで容量を調整することで中身がまとまり、安定して背負えるようになります。「あまり使っていない」という人もいるかもしれませんが、けっこうこまめに調節してみると疲労感が変わったりするものです。
ファスナーが開け閉めしやすいのも、地味に便利でした。コイルファスナーとメタル製プル、そこにストリングがついた作りなのですが、エレメントもプルも大きめで、少ない力でスーッと軽快に動かせました。所有していれば毎日のように動かすパーツですから、こういうところが優秀だと全体の満足度も底上げされるんです。
メイン収納内はシンプルな作りなのですが、PCスリーブも備えています。間口はゴムシャーリングで、ほどよくPCをホールドしてくれる仕掛け。PCを手放せない現代人に合わせたアップデートといえそうです。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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