エネルギー効率が高くコンパクトな「eアクスル」を採用
電動パワートレーンには、モーター/インバーター/トランスアクスルをひとつにまとめた「eアクスル」を採用し、構成部電動品の一体化によりエネルギー効率の向上とコンパクトな設計としたほか、バッテリー寿命が長いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載。
ドライブモードは「ノーマル」「エコ」「スポーツ」の3種類で、アクセルペダルの操作のみで加減速をコントロールできる「イージードライブペダル」機能も採用される。日本仕様は1モーターのFWDと2モーターの4WDが設定される。
前後に2基のモーターを備えた電動4WDの「オールグリップe(ALLGRIP-e)」仕様には、路面状況に合わせて使い分けできる「オートモード」「トレイルモード」も備わり、路面状況に応じて各制御を最適化し、優れた操縦安定性と悪路走破性を実現する。
プラットフォームはバッテリーEV専用に新しく開発された「ハーテクトe(HARTECT-e)」で、広い室内スペースとバッテリー容量の最大化を実現するとともに、軽量化、高電圧保護を実現した。
車両価格も大きな注目ポイントのひとつで、ライバルのバッテリーEVに大きな影響を与えることになりそうだ。なお「eビターラ」は令和6年度「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象となっており、補助交付金額は全グレード共通で87万円となる。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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